みんなのアイドル・あなたちゃんがここまでのあらすじを説明しちゃうよ☆
街によくいるごく普通の学生だった私・紅宮あなたがアニメイトの自動扉を抜けると、目の前にはなぜか草原!!
そしてその辺に倒れていた女の子を抱きかかえながら猛ダッシュして気づけば調査兵団に入団していた!!
なんだこのストーリー性の無いトリップ夢小説は!!
…と思いながらも推しに囲まれ幸せな生活をしていた矢先!
色々あったが猛烈アプローチの末!
遂に最推しリヴァイ兵長と結ばれた_______!
『てな具合で2作目もリヴァイ兵長とラブラブしちゃいま〜す❤︎
みんな待っててくれよぃ!(^_−)−☆』
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夜が明け窓から朝日の光が差してきた頃、突然バンっと豪快に部屋のドアが開き1人の兵士が入ってきた。
兵士「ハンジ分隊長はいますか!?
被験体が…巨人が二体共殺されました!!」
ハンジ「…っ!!!!」
知らせを聞いたハンジさんは勢いよく椅子から立ち上がると、
米俵担ぐような感じで私をヒョイっと片腕で担ぐと、そのままBダッシュで事件現場に向かった(酔うわこれ)
事件現場に着くとソニーとビーンは既に白骨化した状態にあり、
それを見たハンジさんはその場で泣き叫びながら膝から崩れ落ちた。
泣き叫ぶハンジさんを囲むようにして立つ駐屯兵団の兵士達がザワザワと自身が聞いた噂を話し合う。
私はまだ近くに巨人を駆逐した犯人、もとい、アニがいるかもしれないと
小さな希望を持って周囲を捜索していると、不意に後ろから肩をトントンと叩かれた。
『?…っナイルさn(((ムゴッ』
ナイル「煩い。近い。黙れ。」
振り向いた瞬間、目と鼻の先にナイルさんがいて私は思わず叫ぶと片手で口を塞がれた。
『なんです!?新手の誘拐ですか!?ですよね?!』
ナイル「いいから黙って聞け」
『うぇい』
するとナイルさんは後ろに控えていた兵士から書類の束を受け取り、それを私に差し出した。
『…なんです?これ、』
ナイル「これは訓練兵の名簿だ。今からお前には訓練兵の立体機動装置の確認作業をしてもらう」
『えっ、ちょっ、なんで私がやるんですか?』
ナイル「暇そうな顔をしていたからな」
『えっっっ((((;゚Д゚)))))))』
ねぇナイルさん。貴方つい先程の私の様子見て言ってます?それ。
ナイル「とにかく早く兵舎に向かってくれ。」
もう兵士は皆揃っている。と言って私の背中をグイッと前へ押し出すものだから、
私は重力に従うまま前に立っていた人に倒れかけてしまった。
『っと、すみません!!お怪我は…ってリヴァイ!!』
なんと倒れた先にはマイボーイフレンド❤︎リヴァイ兵長が!(抱きしめるの一択だよね、)
リヴァイ「近ぇなおい」
一夜ぶりのリヴァイに私は両手でギュッと抱きしめて離さない()
離れろ。と言われてもなかなか離さないでいると、横から天使の御声が。
エレン「あなたさん!」
『!!!エレンきゅん〜〜〜〜❤︎❤︎❤︎』
私は秒でパッとリヴァイから離れ、エレンきゅんに両手を広げダイブする直前
いきなりリヴァイが私の右手を掴みグイッと引き戻す。
『ちょっとリヴァイ!せっかくエレンきゅんをギューできると思ったのに!!』
リヴァイ「俺だけにしろ」
そう言ってリヴァイは私を両手で後ろから抱きしめる。
え、なにこの唐突の胸キュン
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。