鬼河原「3人は牧からやったと言っているがどーなんだ!!!!」
望月「牧くんからやってるわけないじゃないですかぁー。」
鬼河原「望月は黙ってろ!!!!」
望月「はぁー。」
野上「失礼します。」
鬼河原「後にしろ。」
野上「………」
鬼河原「後にしろって言ってるだろ!!!!」
野上「このハンカチに蛍光塗料を混ぜてあるんです」
鬼河原「蛍光塗料?」
野上「蛍光塗料を染み込ませたハンカチを花井に渡しました。ライトを当てると………このように顔に塗料が着いているんです。」
鬼河原「それがなんだ。」
野上「もし林先輩達が殴ったとしていれば、先輩たちの手に塗料が着いているのです。」
「 「 ………っ!! 」 」
野上「着いてます。これが決定的証拠ではないかと。」
望月「野上くんやるじゃん!!天才、最高!!!!」←
野上「まあこれぐらいは簡単に………一緒に風呂入るか?」
牧「やめなさい。」
牧「………ありがとう」
野上「借りを作っただけだ。」
牧「借り?」
野上「脱走だ。望月も。風呂場へ来い。そこで話す。」
望月「脱…走?」
野上「じゃ、待ってる。」
望月「いやいやいや、見つかったら終わるよ?無理無理、そんなキャラじゃないし」
牧「いや、もうそんなキャラだよ。」
望月「あ?」
牧「スイマセン」←
望月「脱走とかするキャラじゃないよ!!まあ今まで5回はしたことあるけど。。」
牧「あるんかい。」←
望月「とりあえず……行く?」
牧「お、おん。」
ガチャ
牧、望月「 「 え? 」 」
神木「遅いぞ〜お前ら」
野上「とりあえず入れ」
神木「次服のまま入ったら罰金100円な〜」
野上「脱走しよう。自由を勝ち取るぞ!」
源田「美味いもん食いに行こうぜ」
牧「脱走……か。」
望月「牧くん……。えー、私嫌だなぁ〜」
神木「え、反対?」
望月「だって絶対バレるよ?無理じゃん。」
野上「大丈夫だ。俺についてこい」
望月「んー、、、、分かった。」
牧「いいんかい。」
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。