「あはははっ、マジウケんだけどwwwww」
「わざわざ男子校行くとかどんだけ男好きなのwwww」
ガチャ
「あはははっwwwww……て、あれ。なんでおんの」
「またまた男連れてきたの〜?きっもwwww」
「は?何をwwwww」
「あ〜これのこと?ww」
「あはははっwwwwwそんな顔しちゃってウケんだけど笑」
「は?」
「なになに、怖いんだけど。」
「急に叫ぶん辞めてくんない?耳障り」
「っぜーな!!(バンッ」
「ほらほら、ここだよ〜wwww」
「泣いてんだけどwwwwきっも」
「ほらほらこっちだよ〜あははっwwwww」
「てかあんたさ〜なんで男子校行ったの?笑」
「え、なに。そんな嘘ついてんの?wwwww」
「あんたの通ってる学校の理事長は叔母さんなんでしょ?あんたの親はいなくなっちゃったもんね〜wwwwww」
「そんなん嘘ついてんに決まってんじゃんwwww」
「それにね、こいつ中学の時超陰キャでメガネだったんだよね〜、キモかったわ。」
「ずっと虐められててね〜wwww、まじ邪魔だったんだよな。こいつ」
「なのにどーしちゃったのこーんなイメチェンしちゃってwwwwwwww」
「それに親もあんたが邪魔だって捨てられた可哀想な子なのこの子〜wwwwwww」
「ふっ、これはゴミ箱に(ポイッ」
「あ、ジュース飲み終わった〜(ジャー」
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。