野上「これでより少ないペットボトルで脱出することが出来る」
「 「おお〜」 」
『……え、でも待って。少なくしたらみんな乗れるの?』
野上「2人しか乗れない」
花井「じゃあだめじゃん!」
野上「俺と誰か1人乗るやつを決めておけ」
神木「は〜i……ってなんで野上が乗ること決まってんだよ!」
野上「俺が計画した、リーダーということで乗るのは当たり前だろ」
源田「それはずるいだろ」
野上「何がずるいんだよ!!早くしないと二酸化炭素不足で死んでしまう……!!」
『誰だってしたいやんか、ね、花ちゃん!』
花井「うん!!」
藤木「あぁ!あいつらまた何かやってる!!桃井の言う通りやな!
よし、行くか!!」
桃井「まだ!!!」
藤木「え?」
桃井「もっと泳がせてから」
藤木「あ〜、、それもそうやな!」
花井「結局誰が脱出するの!?」
神木「あーもう!牧、決めろよ」
牧「え、、俺!?」
『すべての責任が牧に負われる、、ふっwwww牧くんどーぞっ!』
牧「めっちゃ怖いからやめて!?」
牧「……じゃんけん?」
源田「俺弱いから却下」
牧「じゃあ、、あみだくじ?」
神木「俺運ないからだめー。」
牧「全部却下じゃん!!」
『いいからいいから、はい次!』
牧「んー、、ポイント制でいいじゃん!!」
「 「ポイント制、?」 」
牧「なにかいい事したらその人に1ポイント、ポイントの高かった2人が行けるってのは?」
『……牧天才。』
牧「へ?」
『いや、牧天才すぎるよ!!!!!!』←
野上「じゃあこの計画をたてた牧に1ポイント」
花井「え、もう始まってるの!?」
野上「当たり前だ」
『うーわ、ずるっ』
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。