コンコン
鬼河原「入るぞ」
『やば、来ちゃった』
鬼河原「これはなんだ」
『なんか、花ちゃんの部屋にペットボトルがまいてあってー。』
藤木「あー!これってもしかしてこの前のボランティアのやつか!?いや〜よく集まったな〜」
鬼河原「なら、捨ててもいいんだな。」
『いやいや、私たち捨てるまでがボランティアなんでやらせてください』
鬼河原「俺らも協力するぞ。藤木ゴミ袋持ってこい」
藤木「はい!!!」
『まって、なんなんあのクソじじい』←
神木「まあまあ!また集めればいいじゃん!ね?」
野上「それは出来ない。」
花井「え…」
野上「また1から集め直しとなると、女子の二酸化炭素を吸える日が遠くなってしまう」
『そんな理由かい』
花井「ほんとにごめんね、、」
野上「花井、何か俺らに隠してないか?」
「 「え?」 」
野上「隠し事してるんじゃないのか?」
花井「な、そんなことないよ!!」
桃井「……ばーか。」
鬼河原(放送)「今すぐ食堂へ集まれ。」
『なんなんほんまめんどいなぁ。』
花井「あなたちゃんってたまに方言でるよね!」
『え、そーかな』
牧「結構出てるよ」
『いやだぁ〜』
野上「お前ら早く行くぞ」
鬼河原「おい星月。」
『なんですかー?』
鬼河原「これお前のか?」
『んーん、私可愛いのあんま好きじゃないんで。なんなら車とか好きです!!!!』
鬼河原「ならいい。これは誰のだ」
『知らねーっす』←
花井「っ………」
『あー!!!!!!』
鬼河原「なんだ知ってるのか?」
『え、あ、なんも!』
鬼河原「誰も名乗り出なかったら連帯責任としてスマホ禁止だぞ」
「 「ええー!!!」 」
野上「それ花井のです」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。