はい 、 廉に連れられてふたりで浴槽の中 。
謎にバックハグなうってる 。
廉「 なんかなあ 、 最近道枝がかわいく見えてきた 。 」
『 元からでしょ 。 』
みっちーも大事 !
大事だけど一番はけんてぃー !!
あ 、 西のね ?
『 けんてぃーは ? 』
廉「 長尾はー 、 マスク無くなって違和感やな 。 」
『 ほんとかわ 。 ほんと 。 』
廉「 俺は ? 」
『 んー 、 女の子と絡まないで欲しいかな 。 』
廉「 あなたって独占欲は強いよな 。 」
『 “ は ”ってなに。“ は ”って 。 』
廉「 他は弱い華奢な女の子やなーって 。」
『 散々パパに言われたな 。 』
廉「 なんて ? 」
『 末崎家の女性は華奢で綺麗じゃないとだめ 、 とか ? 』
廉「 なんかあるんかな 。 」
『 なんもないよ 。 多分 』
廉「 全員が華奢な訳じゃないしな 。 」
『 なんか男性もあったなー 。 』
廉「 俺 、 大丈夫 ? 」
『 高身長で細身で顔6割性格4割で考えろってママに 。 』
廉「 俺 、 いけるやん 。 」
『 パパがだめって言うかもね 。 笑 』
廉「 そう 、 パパよパパ 。 」
『 だめって言われても廉といるから 。 』
廉「 おお 、 なんかありがと 。 」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。