そしてお仕事が終わって私は淳太くんと
一緒に帰ることに。
やっぱWESTのグッズは
ちゃんと持ってかないと思ってたら
すごい量になってしまっていた。
ほんとは 淳太くんが
一緒に住まへん?って言ってくれたんだけど
さすがにそこまで迷惑かけれないしと
自分で住む場所決めれたから安心かな。
そうこうしているうちに
新しい家のマンションまでやってきた。
なんだか嫌な予感がしてきた中、
私たちは部屋の鍵を受け取り部屋の中へ!
と一緒に手伝ってくれた。
数時間経ってやっと整理出来た。
グッズコーナーは後で自分で作る。笑
本人の目の前では恥ずかしいからね。
淳太くんは明日は朝早くからお仕事みたいで
もうこれで帰るみたい。
と言って 淳太くんは帰ってしまった。
さ、まだそんなに夜遅い時間じゃないし
お隣さんに挨拶しに行こうかな。
ここの階は私とお隣さんしか住んでないみたい。
尚更 ご挨拶必要よね。ドキドキ。
私は家を出てお隣さんのインターホンを鳴らす。
「はーい」と出てくれたので
「隣に越してきた者でご挨拶にきました」
と伝えると 今行きますねと丁寧に言ってくれ
優しそうな男性の声だった。
ガチャ
えっ
え………
え????
お隣さんがまさかの重岡大毅でした。
続く
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。