第16話

おじさん
931
2020/01/26 16:28
他愛もない話でも家族と居るだけで幸せな
けど、そおいう時間はあっという間に過ぎ私たちは帰る支度をする

母「あら、今日は泊まっていきなさいよ」

螢木希月 ホタルギキヅキ
螢木希月 ホタルギキヅキ
ありがとう
けど、明日は少し早めに出ないと行けないからあっちのほうが少しでもゆっくり寝られるから
父「尾花に送らすぞ?」
尾花とは私と真波の専属付き人兼運転手

まだ若い23歳でスラッとしていて、屋敷でも人気のある優しくてかっこいい人
尾花「何なりとお申し付けください」
螢木希月 ホタルギキヅキ
螢木希月 ホタルギキヅキ
ありがとう              
でも、やっぱりいい
・・・・
おじさん独りぼっちだから
父「そうか。だったら独りにするわけに行かないな」
螢木真波
螢木真波
尾花また寝坊した時によろしくね
尾花「いつでもお待ちしております」
みんなに見送ってもらい今の自宅へと帰える
螢木希月 ホタルギキヅキ
螢木希月 ホタルギキヅキ
真波先にお風呂入りな
螢木真波
螢木真波
は〜い
私は一つの写真立ての前に座り手を合わせる
螢木真波
螢木真波
希月ちゃん
螢木希月 ホタルギキヅキ
螢木希月 ホタルギキヅキ
なに?
螢木真波
螢木真波
そのおじさんって僕と希月ちゃんを助けてくれた人だよね?
螢木希月 ホタルギキヅキ
螢木希月 ホタルギキヅキ
…そうだよ
私達が幼い頃にね
螢木真波
螢木真波
何に助けてくれたの?
螢木希月 ホタルギキヅキ
螢木希月 ホタルギキヅキ
…まぁ、いろいろとね
言葉を濁す
螢木真波
螢木真波
ふーん
螢木希月 ホタルギキヅキ
螢木希月 ホタルギキヅキ
ほら、入らないんだったら私が先に入るよ
螢木真波
螢木真波
行くから待ってー
真波は慌ててお風呂場に行く
ごめんね
まだ話せないかな
いつか話さなくてはならなくなるそれがいつかはまだ‥



まだ先とお話かと思っていたけど、こんなにも早く伝えるとは今の私には想像もしてなかった

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