第10話

さとジェル ⟲ でれでれ ③
827
2020/03/24 08:28
ジ「いやまって、!さとちゃん待ってつかまえへんといて!!

見逃してや!!


あーーーもーーーーー

いまのバグやて、!!!」
 



な「いやバグじゃないから今の!!WWW 」




ゲラゲラと笑っているが


ただひとりだけ。

声を発してない人がいた.











な「…さとみくん?

今日調子悪い~?うぉうぉう ~ ?」 


さ「え、いやいつも通りだから!W」


って言うけど…

全くいつも通りじゃない     





それもそのはず







ジ「…あ さとちゃんあっちなーくんいるで ~」



スリッ スリッ ,


シュル… ッ 





さ「んうぁっ、//」




えっろ。


返事がえろい…



もう取り返しつかない

って顔してる
 


どうしよう


可愛い…




さ「… ッ , ほら , 俺 本気出すかんな !?」







… !!


さとちゃんは なーくん の 方へ 行って , なーくん に ベタベタ と くっつき始めた.



な 「え , ‪w

どしたの さとみくん ~」


な 「 いや , なーくん あったかいなぁ ~ っておもって ~ 」


… ッ … 見てるだけで 胸が チクチク する …



ジ「… ッふッ ,

なーくん 俺にも 教えて ぇ ~ ??」



負けじと なーくんに くっつく .




な「え , え , 2人とも落ち着いて … !?」



もはや この 広い部屋の中の 1点 に みっしり 3人 が固まる .


くっそぉ … ,

なーくん が 触れている さとちゃん の 手が 気になるぅ … ッ



ジ 「 … ッ , 」







それを みて 瞬間的に , なーくん の 手を 離す .

… 気持ち が 萎えたのか , 少し 無愛想 な 目を して .



な「… ジェルく … ,」


\ ライン ッ /










なーくん の スマホ が 鳴る .

3人 一斉 に 注目 するが , なーくんが スマホを 手に取る と ,


な「… ぁ , ごめん 急用できた . 帰んないとだ」


なーくん は 軽めの お洒落 な リュック に スマホ を つっこむと , ニコッ と いつもの 癒される 笑顔をしては


「お邪魔しましたッ

ジェルくん さとみくんに 負けないでね ?」

なんて 言って ,
さとちゃんの 家から 出ていく .




勿論 その後は 無言 .

どこを見ていいのか どうしたらいいのか 分からず ,

ただ なーくんの 背中を 見たまま , なーくんが 居なくなってからは 下を向いて .




さ「… ジェル .」



びくっ と する .

… 怒られる , んかな

いいや もう , さとちゃん なんて … ッ




さ「… ごめん , 遊びすぎたわ .」


ケラッ と 笑う .


… ばか . ずるい .




…そんなん …










ジ 「 … ない . 」











さ「… え ?」








ジ「 やから , … ッ , 嫌やない ! 」









そう言うしかないやん

本音やけど … .









さ「… .」










しばらく こっちをみて ,

顔を 隠す .




ジ 「… ??さとちゃん , どうしt …」





ガバッ










さ「…ッフ ,」










… え ?







さ 「… 脱ぐ ? 」


ジ 「 … は !? 」







顔の 体温が 上がってゆくのが分かる .






… やっぱ ずるい .











パサッ









ジ 「 … 寒い . 」










脱いでやったよ .ばか .

寒いから 暖めろ .

さとちゃん ずるいわ .



… 真っ赤な顔して …

自分だけ 暑そう .












… って それは俺もか .



























___________























ジ 「 今夜は 寝れへん の な 」


さ 「 お前が , そうしたんだろ … 」




もう 深夜 2時 .

ほんとやったら 生放送 でも しようか 思ったんに .






…まぁ ,


もう止められへんけど .

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