私はそれからグクと過ごす時間が多くなり、たびたび私もBIGHITに足を運ぶようになった。
私はテヒョンと、その女の子が一緒に隣にいる姿を見ても段々平気になってきてもうどうでも良くなってきたぐらい。
だって今の私にはグクという優しい優しい子がそばにいてくれるんだから__
やっと練習が終わってきて、グクが汗だくの格好できた。
グク「ヌナ~、つかれた~ㅎㅎ」
あなた『お疲れ様ㅎㅎ』
グク「ヌナ~、ぎゅうは?」
あなた『汗だくじゃないのㅎㅎ』
グク「ダメ…?(๑o̴̶̷᷄﹏o̴̶̷̥᷅๑)」
あなた『フフッ、しょうがないな~ㅎㅎ』
ギュッ
グク「えへへㅎㅎありがと~♡」
そう言って私に無邪気な笑顔を見せてくれる彼は私の誇りになっていた___
そして彼は私の前で♡をつくって
グク「ヌナ大好き」
その時私は思わずフフッと笑ってしまった。
でもその時のテヒョンが少しだけ怖かった___
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!