テヒョン「あ、あれは……」
グク「ハッㅎㅎまったく声になってないけど?」
テヒョン「俺は…お前の性格を正当化しようと……!」
グク「その結果がこれだけど?ㅎㅎ」
あなた『も、もうやめて……』
グク「やめて?やめるわけないじゃん。」
テヒョン「見苦しいところを見せてごめん……」
グク「大体ヒョンがヌナ以外の女のところたぶらかしてるのがいけないんでしょう?」
テヒョン「………」
もう………
“いやだ“___
あなた『こんなことになるんだったら__』
“人を好きになる気持ちなんてなければよかった“____
あなた『ごめんね……』
グク「……どうしてヌナが謝るの?」
あなた『私なんか……いなくなればいい…』
グク「ヌ、ヌナ……?」
私は近くにあったグクが持っていたナイフをとり、自分の体へつきさそうした。
すると、その動きをグクがとめて。
グク「ヌナ……」
“ごめん。僕が間違っていたよ“____
“ヌナには生きてて欲しいんだ“_____
グクはナイフを手で止めながら言った。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!