「グク……怖いよ……」
グク「………そこまで言うなら俺の話聞いてみる?」
私は唾を飲み込んだ。
グク「俺ね、初めてあった時からヌナのことすごく好きだったんだ。」
グク「だけど、ヌナはその時テヒョニヒョンの彼女だったから俺は何も出来なかったんだ。」
そう言うといきなり部屋のクローゼットの扉を開けた、
「………ッ!」
そこにあったのは大量にある私の写真……
グク「だから、昔からこうしてあなたヌナのことを写真のなかに残していつも眺めてたんだ。」
「これ、全部私……?」
グク「うん笑」
グク「ここまで聞いてもっと怖くなっちゃった?」
「………」
グク「でもごめん。俺って結構純粋に愛せない人だから……笑」
グク「だから………愛してるって思っているほど……」
”殺したくなっちゃうの”
グク「だってそうしたらその人は……」
”ずっと僕のものになるでしょ?”
グク「だからヌナもそうしなくちゃ……」
”また僕から離れるでしょ?”
そういうとニコニコしながら私の元に近づいてくるグク。
「ちょっとまって、グク……なにするの……」
グク「え?僕のものに”一生”するんだ」
そう言ってグクが近づいてくる
すると
バンッ
扉が勢いよく開いてそこにいたのは____
テヒョン「あなた……!」
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。