第18話
うりまんね♀
俺たちは今あなたにドッキリを仕掛けるための準備をしている。
ドッキリ決行日はあなたの誕生日。
ドッキリの内容は、あなたの誕生日に誰も宿舎にいないというドッキリだ。少し可哀想だけどどんな反応をするのか楽しみだ。
~誕生日2日前~
そうグクが私に聞いてきた瞬間、ヒョン達がニヤニヤしながら私を見てきた。
変に素直になれない私は思わず
と言ってしまった。
とにやにやしながら見てくるグクがムカつくのでとりあえず1発叩きました。
~誕生日1日前~
といつものように眠たい目を擦ってリビングに行くと、すでにシュガヒョンとナムヒョンは居なかった。
みんなでかけると言っていたので私も友達を誘ってみたが断わられてしまった。
暇だなーとダラダラし続けているとジンヒョンからカトクがきて、今日泊まりになるから帰れないというメッセージがとどいた。
毎年誕生日は0時ぴったりにみんながお祝いしてくれていたけど、今年はないんだと思うと少し寂しい。死んでもヒョン達の前では言わないけど、特にグク!
1人でご飯を作って食べてお風呂に入って寝る準備が終わった。
パッと今何時か時計を見るとまだ夜の20時だった。
いままで休みは短いように感じていたけど1人だとこんなに長いんだなとしみじみ思いながらテレビを見ていた。
その頃のヒョンとグクはと言うとモニタリングすべく事前に設置してあったカメラを起動しあなたの反応を見ていた。
〔YG said〕
23時頃になるとあなたは眠たくなったのか布団をしき始めた。
布団に入ったがなかなか寝付けないのかゴソゴソしていた。すると急に立ち上がってほかの人たちの部屋に行って何かを持ってきた。よく見るとそれは俺達のTシャツだった。
何をするのかなと思ったら全員のを着て
と言いながら眠りに入るのを見てみんなの事を見た。するとみんな胸を抑えて心底可愛いという表情でモニターを見ていた。もちろん俺もそのひとりだ。
今日のあなたは異常にかわいい。本人に言ったら調子に乗るから言わないけどな。
ふと時間を見ると23時50分になっていたので
そうしてゆっくり音を立てずに、そーっとあなたの部屋に入った。
そして0時になった瞬間みんな手元に持っていたクラッカーを鳴らして、明かりをつけた。
するとあなたは飛び起きた。
そう歌いながらケーキを持ってくるとあなたは思い出したように布団にくるまった。
理由はわかっているのに理由を聞くあたりグガはほんとにドSだと思う。
と慌てて出ていった。
そしてからかわれて恥ずかしそうにしながらも、ケーキを頬張っている姿がBANGTAN TV💣に上げられた。