まさか京治くんが来るなんて…
私は菜奈たちにバレないように逃げた。
木兎さんと菜奈は私を探しているようだ。
私は京治くんに合わせる顔がなく
外に逃げてきたけど
本当はとても会いたい。
久しぶりに話したい。
京治くんは菜奈を見ていた。
私は何を話しているか気になったが
このままだと3人が外に出てきそうな気がした。
私は逃げるように家に帰った。
菜奈に連絡して、後で家に来てくれる事になった。
______十数分後。
菜奈に怒られてしまった。
京治くんは私のこと覚えていてくれたみたいで
菜奈と一緒にいないことが不思議だと話していたらしい。
その後、明日練習を見に来ないかと誘われたらしく…
明日、練習を見に行く事になった。
ちゃんと話せるか不安だが、
久しぶりだから色んな話が聞けるといいな…
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!