旅行を終え約1ヶ月後。
念願の夏休みが始まりました!
のんびりしようかなーと思ったところなのですが…
沖田さんからメールが届いて
沖田総悟:LINE
夏風邪になりやした
まずバカは風邪ひかないって聞いたんだけど…
まあお見舞いに行ってやろうか聞いたら断らずに来てと言われたので行ってきます( ̄^ ̄)ゞ
そういえば、最近土方さんが元気ないんだよなぁ…
大丈夫かなぁ…
〜沖田家〜
ピンポーン♪
ミツバさんめっちゃ美人〜!!!
なのにあの男は…ハァ、マッタクʅ(◞△◟)ʃ
すると、ミツバさんはウーロン茶にデスソースを入れ始めた
〜2階〜
人の家に入ること自体あまりなかったけど、まさか男の子の部屋なんて…
意外とお子ちゃまっぽかったりして…?
ペコっとお辞儀を下げて見送った
にしても、穏やかな人だったな…
ノックをコンコンとしてドアを開け
ほんとだ、本当に熱っぽいよ
私は中に入ってドアを閉め、沖田さんに近寄る
あーもう!弟の時みたいに可愛くなってんだけどッ!!
沖田さんに言われた通り行くと、いきなり抱きつかれた
ミツバさんはそう言って部屋から出て行った
私はそっと沖田さんの頭を撫で撫でしてみた
もうそれはそれは可愛いんですわ!!
その時、いきなりベッドの方まで引き寄せられて唇に何か触れた
これは…まさか…
キス…!?
そう言って私はそそくさと部屋を出て行った
私は沖田家から出て行ってそのまま孤児院へ向かっていた
唇を手で抑えながら歩く
…私が覚えていても、沖田さん本人は覚えてないわけなんだよね?
…顔合わせ辛いよ〜…!
続く
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!