改めて友達に恵まれたなぁと実感して3週間後
ついに学園祭が開かれてしまった…
学園祭は、文化祭と似たようなモノで、
うちは学園祭となっている
〜メイド喫茶〜
〜ロッカー室〜
早く行って!早く…
すると私が隠れてるロッカーのドアに沖田さんは寄り掛かった
ドアをドンドンと叩いてると、ガチャとドアが開いた
叩いてたせいで前に倒れそうになったところを、沖田さんがキャッチしてくれて
ゲスい微笑みとはまた違う微笑み方をしていた
この距離の近さだと、この前の夏風邪のことを思い出してしまう
コイツ……!
こーゆーときにだけ変な笑み浮かべて…
私は逃げるようにその場を去った
だ、だって恥ずかしいじゃん!
そして、メイド喫茶が開店した
続く
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。