朝早くからあることに気づいて起きた

やべ、シーツがえぐい

4時に目覚めて静かに部屋を出て洗濯をした

なかなか落ちなかったが何とか落とした

しっかり綺麗に干して部屋へ戻ろうとした時

歩けないほどの腹痛、頭痛が襲う。
こんなの今までなかったんに……

何とか壁を伝い歩きしてようやく部屋に着いて
倒れ込むようにして部屋に入った

そのまま寝てしまった

再び起きた頃には朝の9時だった

部屋を出て痛むお腹を抑え
壁を伝いみんなが居ないことを願ったが
それは叶うことがなかった。

きっと顔色が悪いからタオルで顔を覆う

体に力が入らへんくてソファーへ行き小さく丸まった

気づかれないように深呼吸する

気づかれたくなくて、けどそんなこと考える気力すらなくて

そばに来てくれたのはやっぱり廉だった

語尾が痛さでちっちゃい「つ」が入ってるのがわかる

ほんま、ほっといて欲しいねんけど。

廉がそばにいるせいで深呼吸も痛いと言う言葉すら出せない


けど耐えられないから、ほんと小さく深呼吸

顔色を隠すので必死で、

どっか行ってしまった、ちょっと寂しいのはここだけの秘密

みんなしてスマホ見てて、安心ししたのと不安が同時に来た

そんな言葉が来ると思わなかった
こっちに来て座ってお腹を摩ってくれる

全て図星で恥ずかしくなる

腹も痛い、頭も痛い、辛い……

ガチャ  バタン

改めて思う、2人っきりがめっちゃ恥ずい////
頭も痛いは痛い、腹は痛い、けど廉とは居たいし


再びタオルで顔を隠す

顔色を見られなくないとの、もうひとつ、
顔が赤い気がするから

オロオロとしてる廉が笑っちゃう

けど、辛すぎて声はトーンを落としてできるだけ体に負荷をかけないように体制を整える

そう言い残してどこかへ行った
しばらくしてなんか色々持ってきたなと思ったら
ゲームに漫画に色々と持ってきた

無言で元気をしだした廉、けど直ぐに飽きたようで

寒かったのバレた？

ダン ダン ダン……

始まってそうそう腹痛が襲ってきた

気づかれないように深呼吸をけど
それでは収まらないほどの腹痛で

ピッと映画を止めてこっちに来た廉

まったく、大袈裟なんだから、と頭の中では思っているが
言葉に出来ない、

「ど」が多いよ。廉、
スマホを取り出して何やら検索をしだした

重い体を起こし、うつ伏せになる

廉が上に乗ってきてちょっとエロいけど、
そんな事ほっといて

ほんま、エロい、廉やからこそ、エロい、