踊るように柵を超えて、
ダイヤモンドの空を眺める。
綺麗だなぁ………
生ぬるい風が心地よい。
前世での願いを今世で叶えて。
glad
glad
glad
けど目頭が熱いのは、
きっと梅雨の錯覚。
愛しい人と、どうか来世でも。
大好きよ。
そんなベタな甘ったるい言葉、
吐いてやるもんか。
それだけで、人は幸せになれるのよ。
でもね、苦しくもなるの。
それくらいがちょうどいい。
ずっとずっと、愛する人へ。
未来が手に取るように分かる。
全てを操り、動かして。
貴方をあの世で待ってるね。
この浮遊感、懐かしい♡
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。