私は私の腕を掴みながらドンドン歩いていく、
カルマ君に声を掛けた。
そう言って振り返ったカルマ君の顔は、
不貞腐れたような顔。
ドン
気づいたら、私の横にはカルマ君の手があって。
いわゆる、壁ドンされていた。
整った顔をしたカルマ君が目の前にいて。
そんな事、言われたら、
心臓持たない。
カルマ君の胸を押し返すと、その腕を掴まれ、
引き寄せられ、キスされた。
カルマ君は私の頭に手を置き、クシャクシャ撫でると、
そう言って2人で昇降口に向かう途中に。
そう言ってカルマ君が殺せんせーにナイフを刺そうとするけど、
先生にやはり敵わず…
そのうち、先生はどこかに逃げて行った。
カルマ君に送ってもらい、
1日が終わった。
LINEで勉強合宿の話をしているなんて、知らずに。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。