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第2話

#⒈
授業が終わってから学校をすぐ出たのに、気がつけばもう5時だ。
ずいぶん遠くに来ちゃったんだなあって、いつの間にか辿り着いていた馴染みのない景色を眺めて思った。



帰り道を変えたのは、本当にただの気まぐれ。
別に何かの目的があってのことではなかった。



普段は滅多に来ない商店街。
車も人通りも多く、居心地の悪さに足の進みが遅くなる。

それを避けるかのように広い噴水のある公園に辿り着いた。


思った以上に歩いてしまった。
でもいい暇つぶしにはなったと思う。




変わらない毎日。勝手に過ぎていく毎日。意味のない毎日。嫌なことだけが積み重なって続いていく。