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第11話

お話続、そして再会
1,173
2019/08/02 13:55
あなた

話、ってなんですか?

兄クロード
シルクがいない今しかできない話だよ
あなた

シルクがいない今しか...?

兄クロード
そう、
兄クロードは、私がソファに座ったのを確認すると、一息にいった。
兄クロード
最初に見たときから、あなたさんのことが好きなんだ
あなた

え...

兄クロード
でも、俺はあなたさんにそれを言いたかっただけだよ。
付き合いたいとかは思ってない。
矛盾したことをいう兄クロードに私は目を見開いたまま、なにも返す言葉が浮かばなかった。
兄クロード
あなたさんはファンとしても異性としてもシルクが好きなの知ってるからさ。
あなた

お兄さん...

兄クロード
あなたちゃんのお陰でシルクも変わってきてるし。これ以上はもう望まないよ。

だけど、どうしても知ってほしかったんだ。俺もあなたさんのことが好きってことを。
あなた

すいません...

兄クロード
謝らないで。
俺はいいから。

...シルクのこと、よろしく
あなた

お兄さん...はい。
わかりました

私が小さくいうと、兄クロードは笑ってくれた。
兄クロード
ごめんね、俺があなたさんのこと好きになっちゃって...。
君を悩ませちゃって
そんなこと言わないでください、大丈夫です。

そう返そうとしたときだった。













ーーガタッ!!













外から大きな音がした。

直後、勢いよく玄関が開いて、誰かが出ていく音がした。
あなた

え...?

兄クロード
まさか......!?
兄クロードさんは慌てたように、リビングから出る。

私もあとから続いて出ると、玄関の前にシルクの荷物と思われるカバンが落ちていた。
あなた

シルク...?















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シルクside



嘘だ、嘘だ、嘘だ。



兄貴があなたのことが好きだなんて。


シルク
なんでっ...!



ただ走った。

最近全く運動していないせいか、すぐに息がきれる。




どうして、俺だって...俺だってあなたが好きなのにっ...!!


兄貴はかっこいい。俺の憧れでもある。
どれだけ頑張っても俺は兄貴に勝てない。

きっと、あなたは兄貴の方へ行ってしまう...!

俺は...っ、そんなの耐えられない!!
シルク
嫌だ、嫌だっ...!!









いつの間にか俺は昔メンバーで遊んだ公園にいた。

雨も降りだし、びしょびしょで寒かった。
シルク
はぁ...
ため息をついて、ベンチに座ってうつむいていると。



急に雨がやんだ。

いや、正しくはやんでない。

誰かが俺の上に傘をさしたんだ。





驚いて顔をあげると、そこには。
マサイ
何でこんなところにいるんだよ、シルク
久しぶりの顔、久しぶりの声。

少し不機嫌そうな感じだったが、俺は驚きで声がでなかった。
過呼吸は前のように起きなかった。

きっとあなたのおかげ...。

そう思ったとき、またさっきのことを思いだし、うつむく。
マサイ
風邪ひくぞ?
俺ん家、来るか?
マサイは何があったかなんとなく察したかのように、俺にいう。



俺はいく宛もないので、小さく頷いた。












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作者(とき)
な、なな長らくお待たせしてすいません!!

小説書くための日曜日は声優のレッスンで奪われるわ、毎日補習あるわで、忙しい!!!
作者はまだ高校生ですので...っ!!

しかも、不運なのことに、ジャンプ不時着しいて足の靭帯きれるし!!
最悪なんですよ、いてぇ!
まあ、そのおかげで日曜日、レッスン行けなくなったですがw
書きますよ!
夏休み!!!

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