第10話

お話
931
2019/07/01 04:10
今日は仕事だった。

急に事務所に呼び出され、急ぐ。
あなた

あなたです!
今来ました!

事務所の先輩
あ、あなたちゃん!
あなた

はい、何ですか?

事務所の先輩
さっき所長が呼んでたよ?
あなた

え、そうなんですか!
ありがとうございます!

事務所の先輩
うん、早くいったほうがいいよ
私は先輩に礼をいって、所長のもとへ向かった。
あなた

し、失礼します、槙原所長

槇原所長は椅子に座って、数枚の紙を持っていた。
槇原
あぁ、あなたさん、来たね
あなた

はい、なんのご用ですか?

槇原
実は大事な話があって








大事な、話?









槇原
君に主人公役をしてもらいたい












主人公...主役...。
あなた

わ、わたしが...?

槇原
そうだよ。
最近、人気が出てきたしね。
そろそろいいと思うんだ。ちょうど、オファーがあったからね
あなた

あ、ありがとうございます!!!

槇原
いや、これは君の実力だよ。これからも頑張ってね。
あ、あと。これはその作品名と、台本だよ。
私は槇原所長から紙を受け取った。


人気漫画のアニメ化作品だった。
あなた

ありがとうございます。
私、頑張ります!

私が元気に言うと、槙原所長は優しく笑い返してくれた。













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あなた

お邪魔します

兄クロード
あ、あなたさん
あなた

お兄さん...!

最近、兄クロードのことを私は『お兄さん』と呼ぶようになっていた。
あなた

シルクは...いないんですか?

いつもなら玄関に迎えに来るはずなのに、来ない。

心配になって、兄クロードに私は聞いた。
兄クロード
アイツは今、バイト、かな?
あなた

バイトに、行ったんですか!?

外にすらまともに出ようとしなかったシルクが?
ますます心配になってきた。
兄クロード
最近アイツ...なんか行きたいって言い出して。
接客とかそんなんじゃないから、今のところなんともないみたいだぞ?
あなた

そうですか...シルクが...

兄クロード
うん、アイツもアイツなりに頑張ってるぞ
私は嬉しくなって微笑むと、兄クロードも笑って私にいった。
兄クロード
あなたさん、中に入りなよ。
俺、ちょっと話したいことがあるんだけど
あなた

あ、そうですね。失礼します

私は兄クロードに言われた通り中にはいった。

















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作者(とき)
こんちわ、おひさ!
最近更新してなくてすいませんでした!!


実は、ですね。
この小説の主人公と同じく僕は声優を目指してまして。
オーディションを受けて参りました。
無事合格しました!
更新も続けて頑張りますので、応援お願いします!

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