これから、語るのは俺の、ルシギニアというちっぽけな天使のただの独り言に過ぎないのかもしれない。


―――小さい頃から、背中に白くて綺麗な羽が生えていた、優秀と謳われる天使だった。

大天使の座にも着き、可愛い妹にも恵まれとても幸せな天使の人生。

だが、何処からだろうか。

1つ、1つずつ崩れ去っていた。

―――白くて綺麗な羽は黒く染まり、約立たずと蔑まれる堕天使となり。

四大天使の座を剥奪され、可愛い妹が何者かに攫われとても不幸な天使の人生。

嫌いだよ、そういうの。

俺はどんな扱いを受けても大丈夫。
だけど妹に手を出すのは許さない。

誰だよ。
崩したの。
壊したの。
妹を……連れ去ったの、




                          『返せよ！』

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連れ去られてからずっと俺は妹を探している。

この世で1番大切な…妹を。

妹、カリアの為ならば…俺は
悪に染めても構わない、悪魔に魂を売っても構わない。


例え、この身が死を迎えても。
必ず…。

―――そう、俺はきっとこの頃から
“アイツ”の駒のように動かされていたんだろう。


あぁ。胸糞悪い。

こんな、理不尽な世界いらない。
妹だけいれば俺は何もいらない。

そう思わなければ、兄として
天使として、ルシギニアとして生きれないはずだから…。

少年、天使ルシギニアは目の前の自分より小さい“アイツ”に似た黒髪の主にそう叫んだ。

ルシギニアは羽を大きく広げ飛び去っていく。

黒い髪の主は、歪に微笑み笑う。

―――｢アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ｣

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作者の声


(･∀･)皆さん…おはこんばんチワワ…。
風邪の中書きました……。

とりあえず、ニア先輩出せたー(ルシギニア)
よかった…。
ルシギニアさんについて一言

『重度のシスコン……!!!!』

そして、怪しい覆面…。(紙)
ですが普通にいいヒト。
ぶっちゃけ主はルシギニア寄りになってきてシノ君頑張ってくれって感じに葛藤してます(笑)

主人公すまんな笑

あと、？？で名前が明かされなかった黒髪の主……。ええぞ…もっと闇増やせぇー！

死神、天使…と来たらもちろん！
悪魔も来ますよね!!!

この3種族最高( ´ཫ` )


はっ！いつの間にやら雑談に!!!

失礼しました！次回予告行きマース!!!

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閲覧ありがとうございました！


最終更新日:((2019/06/26))