私は賢人くんに音楽の好みについて聞いていた。
ロックとか、クラシックとか、民謡とかあるでしょ。
賢人くんはスマートフォンを取り出して、音楽を私に聞かせてくれた。
きれいなピアノの曲だった。
私は、知らなかったけど、きっと賢人くんにとっては何か思い入れが深い曲なのかな?
賢人くんは、入院する前は曲を作っていたらしい。
いや、高校生で曲作れるの凄すぎない?!
賢人くんが作ったお気に入りの曲に、私が曲名をつけるなんて出来るのかな?
賢人くんは、私に曲名を考えるのを任せてくれた。
そして、私に曲の楽譜を渡してくれた。
よし、頑張るぞ!













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。