『ねぇ、謙杜』
長尾「はい」
『寝癖立ってるよ』
長尾「え!ガチですか?!」
『嘘』
長尾「まじで嘘やめてくださいよ ひなちゃん笑」
『ごめんね?笑』
長尾「あ、ひなちゃんブラ透けてますよ」
『え、嘘でしょ!!』
長尾「嘘です」
『ねぇ!!笑』
長尾「仕返しです」
『謙杜 和くんがズボンずらそうとしてるよ』
長尾「え!」
大橋「なぁ、ひな言わんといてや」
『どうしても言いたくなった』
長尾「ひなちゃんに感謝ですわ」
『感謝して!』
道枝「あの2人付き合ってるんですか?」
西畑「付き合ってへんで」
大西「ひなの事好きなん?」
道枝「あ、はい」
大西「可愛いもんな ひな」
西畑「確かに可愛い」
藤原「ひなのどこが好きなん?」
道枝「優しくて、可愛くて、礼儀正しくて、言葉遣いちゃんとしてて、笑う時に口元に手を持っていく所ですね」
高橋「桃〜」
『なにー』
高橋「今度マリカー勝負しよや」
『いいね!』
『謙杜と和くんも一緒にしよ?』
大橋「やろ!」
長尾「俺、勝つで?」
『分かんないよ?私が勝つかもだし』
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。