『わっ。びっくりした』
道枝「来てください」
道枝のホテルの部屋
『痛っ…』
道枝「あの」
『な、なに…』
道枝「俺の事散々からかってたのしかったですか」
『……』
道枝「俺がどんな気持ちで…過ごしてたか分かりますか?」
『そんなの…分かんないよ』
道枝「ひなちゃんが好きなんです!!」
『え…』
道枝「俺、あの歌詞ドッキリ本気にしたんです。なのにドッキリだって……ひなちゃんは俺のこと好きじゃ無いんですか?」
道枝「好きなのは俺だけですか?」
『……』
道枝「なんで答えてくれないんですか」
『…どいて』
道枝「答えてくれるまでどきません 答えないならキスします」
道枝「俺の事好きですか?恋愛対象として」
道枝「5秒で答えてください 答えなかったらひなちゃんがいやでも俺はキスします 大吾くんに言われたんで」
道枝「5,4,3,2,1,0」
道枝「チュッ))答えなかったのはひなちゃんやから」
『んっ...///』
道枝「なんで答えてくれないんですか?俺の事好きじゃないからですか?」
『言わない…もうどいて』
道枝を弱めに押す
道枝「……」
『離して』
道枝「ギュー))嫌です。好きか嫌いなんか言ってくれるまで離さないです」
『あーもう!好きだよ!』
道枝「恋愛でですか?それとも友情として?」
『察しろ!ばか!』
道枝「あ、口悪なった」
『……』
道枝「俺と付き合ってください」
『はい…///』
道枝「ギュー))良かった」
道枝「もう1回キスしていいですか?」
『いいよ?でもベッドに投げられて痛かった』
道枝「チュッ))ごめんなさい」
道枝「で、でもひなちゃんが」
『ん?なに?』←上目遣い
道枝「身長利用して上目遣い辞めてや…///」
『(*´ ˘ `*)♡エヘヘ』
道枝「ギュー))絶対離さへんで?」
『ギュー))私もだからね』
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!