第67話

叱咤
448
2020/02/24 10:59


目が覚めると、、、
酷く頭痛くて気持ち悪かった。


あなた

ヴぅーー

あなた

(あれ?!ここ優太くんのいえ?!)

あなた

(え?!何?お酒飲んでて...どうしたんだっけ?!)

完全に記憶が飲んでた途中からぶっとんでる...

あなた

(めっちゃめっちゃ醜態晒したとか、じぶん最低!)

あなた

( ;∀;)

優太くんがいない...
あなた

仕事だったのかな?!
本当にわたし最低( ;∀;)

がちゃ(玄関のドアが開く音)
岸優太
岸優太
あなたちゃん起きた??
すぐさまベットから飛び降りて土下座!!!
あなた

ほんっとーーにごめんなさい!
引いたよね?!
嫌いになった?!( ;∀;)

あなた

わたし、記憶なくて!!!
優太くん迎えに来てくれたの?!
迷惑かけてごめんなさい!!!

大事なときにスキャンダルになったりしたら...
そう悩んでいたのにこんな失態...






彼女失格だ...




それまで穏やかだった優太くんの表情が
まじめに、厳しく変化した...
岸優太
岸優太
あなたちゃん!!!
1人であんなに飲んで!!危ないじゃん!!
もし酔ってて記憶ない間にさ、
男にどこか連れ込まれたりしたら...
どうするんだよッッ!!
あなた

ごめ...なさい...

涙が止まらない...

その瞬間、勢いよく抱き締められた。
岸優太
岸優太
あなたちゃんになんかあったら...
店主のおじちゃんがいい人でよかったよ...
わたしを抱き締めるその強い腕。
あなた

失いたくないよ...
別れたくないよ...
ずっとこうしてたいんだよ...

心の声が漏れ出していく。
あなた

優太くんが好きで。
わたし、優太くんを守りたいのに。
わたしが優太くんやking&princeの未来を...
潰すことになるかもしれない。

あなた

一般人で。
別に特別きれいでも可愛くもないのに。
世間の人に認められる気がしなくて怖いの。

あなた

本当にごめんなさい...

岸優太
岸優太
あなた...
岸優太
岸優太
何言ってんの?!
別れるわけないじゃんッッ
オレが無理。離さないよ!!
岸優太
岸優太
確かに今はまだファンには言えない...
大事な時期かもしれない...
でもいつかちゃんと会見でも開いて
公にあなたといられるようにするつもりだし!
や、する!!
岸優太
岸優太
俺が認めてるんだから...
あなた以上の人なんていないよ。
ぐっと私の顔を覗きこんでくる。
岸優太
岸優太
愛してるよ...
涙が止まらない...
涙に濡れたままキスをした。

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