優太くんからうちに着いたのは
もう24時を回ろうとしていた時間だった。
ストレートに伝えてくるその言葉が私を誘う。
どっちが年上でどっちが年下とか
もうどうでも良いくらい、この人に溺れていきたい。
唯一いま自分がありのままでいられる場所。
その腕に飛び込む。
飛び込むとすぐに優太の口が首筋にあてられ、
食べられるように愛撫される。
立った姿勢から始まる愛撫に
体の力がだんだんと抜けていった
優太の肩に掴まってないと立っていられない...
密着している部分がどこも敏感に感じ始め...
優太の膝で下半身の大事な部分も刺激される...
こういう手慣れたことをされると
それもまた不安要素になる難しい女心...
会話しながらも愛撫は止まない...
この言葉攻めも彼はきっと天然でやってる...
悔しくなる...
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。