舞台も、ツアーも無事に終わった優太くん。
「都会を離れて温泉にいきたい!」
そう言っていた彼の願いで温泉旅行へ行くことになった。
事務所の先輩からの紹介で、
プライベートも守られたところらしい。
肉体的にも、精神的にも一層逞しくなった。
そんな彼を喜ばせたくて、癒したくて。
旅行中にサプライズをひそかに計画していた。
旅館までの移動は私の運転で。笑
私の運転でどこかにいくことも、
付き合ってから2人で外に出掛けるのも、
初めて。
そんな話をしてたのに、
急に優太くんの表情がまじめになる。
.....
たわいない会話をしながら、
優太くんの好きな音楽を流しながら...
すごく幸せなドライブだった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!