廉「なぁあなた、」
『なに?』
廉[ぎゅっ]
『なになに急に』
廉「ずっと俺だけのあなたでいてな」
『当たり前じゃん』
廉「ならいいけど、」
『ほらほら離れて』
廉「うん」
紫耀「ただいまー!」
『おかえりー』
玄樹「買ってきたよー」
それから私たちはタコパを楽しんだ
↑省略です、ごめんなさい
優太「んー、ねむ、」
玄樹「じんぐーじー」
勇太「げんきー」
『ちょっとみんな飲みすぎでしょ!ここで寝ないでよ!?』
海人「あなた、普通に眠いんだけど」
『えー、じゃあ毛布持ってきてあげるから!』
海人「ありがとー」
廉[小声で]「なぁ、紫耀」
紫耀「ん?」
廉「あなたとなにもないよな?」
紫耀「え?」
廉「いや、前あなたの事好きって言ってたし」
紫耀「あ〜(苦笑)」
廉「今日も俺が帰る前に紫耀いたし、なんか床ドンしてたし、なにもないんだよな?」
紫耀「だからあれは事故だからw」
廉「それ以外はないんやな?」
紫耀「当たり前じゃん(ほぼ裸を見て抱きしめたなんて言えねーよ、)」
廉「ならいいけど」
『毛布重いわ!』
廉「もつよ」
『ありがと』
《紫耀side》
廉急に、どうしたんだ?
なんかを感じた?
正直、なんて答えようか迷ったけど
バレてないよね?
これでいいんだよな?
でもやっぱり俺はあなたの事が好き…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。