第8話

危機
861
2018/08/05 08:16
いつものカフェで待ち合わせる2人

『おまたせ💦』

廉「ぜんぜんええよ」

『ここ危なくない?なんかチラチラ見られてるけど』

廉「そんなことないやろ」







カシャカシャ📸

中山「ふっ、とれたとれた」








『今日のご飯どーする?』

廉「んー、パスタやな」

『りょーかい、じゃあ具材買ってかないと』




中山「あのぉ、永瀬さんですよね?」

廉「え。あ、そうですけど」

『どちら様ですか?』

中山「あ、申し遅れました私ジャニーズスクープ社の中山と申します」

『ジャニーズスクープ社?!』

廉「何の用ですか」

中山「その隣の方は?」

『え、いやぁその、とっともだc』

廉に途中で遮られた

廉「彼女ですけど」

『えっ!?いや、友達です!』

廉「え?」

中山「どうなんですか永瀬さん、彼女さんですか?」

『え、あぁ、』

中山「まぁいいです。ファンの方を裏切った罰ですかね、いい記事が書けそうです」

『えっ、』



記者がいなくなった


廉「ねぇ、なんで嘘言ったの?」

『え、あ、ちょっとここじゃないとこで話そう』

廉「じゃあうちおいで」

『うん』

廉「でなんで嘘言ったの?」

『いやだって、あそこで彼女って言ったらバレちゃうし記事出たりして廉に迷惑かけたくないし』

廉「迷惑だなんて誰も言ってないよ」

『そっそうかもしれないけど』

廉「おれは本当のこと言ってくれなくて少し寂しかった」

『えっ、』

廉「俺が彼氏ってそんなにバレたくない?」

『そんなことない!逆に廉は私にもったいないくらいだよ、だから私は廉と恋人でいられるのすごく嬉しい、けど』

廉「けど?」

『世間にバレたら2人とも大学に居づらかったりするかなって』

廉「そしたらそんなとこ行かなければいい
俺はあなたと一緒にいれたらなんでもいい」

『れん、』

廉「あなたすきやで」

『わたしもだよ[ギュッ]』

廉「これからも一緒におってな」

『うん』

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