第10話

安らぎ
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2018/08/05 12:24
ガチャッ🚪




『え、だれ?』

「あなたちゃん!」

『紫耀くん?』


紫耀「きちゃった!」

『来ちゃったってマスコミは?大丈夫なの?』

紫耀「余裕余裕」

『グスッ😢』

紫耀「え、なになに!なんかしちゃった?!」

『ちがうの、寂しかった、』

紫耀「(そんな顔でそんなこと言うなよ、可愛すぎるだろ)廉のこと?」

『廉にも迷惑かけた、』

紫耀「廉はそんなこと思ってないよ」

『でも、』

わたしはさっきの携帯の画面を紫耀くんに見せた

『これ、』

紫耀「なにこれ、あなたちゃん公開されてるじゃん、この友達ひどい」

『裏切られた、電話で優しいなって思ったらこんなになってた😭』

紫耀「辛かったね、廉も今来れないしね」

『うん😭』

紫耀[ギュッ]

『えっ、』

紫耀「あなたが泣いてるのみるの辛い、廉のこと思って泣いてるのもちょっと傷ついてる、でもいまあなたを癒せるのは俺しかいないから思う存分泣いて」

『え、いまあなたって、』

紫耀「いやだった?」

『嫌じゃないけど』

紫耀「辛かったら泣いていいんだよ」

『ありがとう😭😭』

紫耀(やばい可愛すぎる、でも抑えなきゃ)

『紫耀くん、ありがとね』

紫耀「いいよ、いつでも頼ってね。」

『うん』

紫耀「紫耀って呼んで」

『し、紫耀』

紫耀「よしよし」
紫耀「じゃあ俺行かなきゃ」

『ありがとう☺️』

紫耀「じゃあね」


プルプルプル☎︎

あ、廉だ

廉「もしもし?」

やっぱりこの声一番落ち着く

『もしもしぃ』

廉「大丈夫か?」

『え、うん』

廉「そっか、」




ピンポーン🚪

『待って誰か来た』



ドアを開けるとドンっと押され大好きな香りに包まれた
























廉「だーれだ」




『れ、れん?😭』



廉「無理してるやろ」

『えっ?』

廉「電話の声も普通じゃなかったよ」

『うっ、バレてた w』

廉「無理するなよ、味方やからな」

『うん』

廉「顔上げて」

『ん?』

廉「チュッ💋」

『んっ!』

廉「大好きやで、いや、愛してる」

『わたしも♡』






その夜は廉がうちに泊まってくれた

友達のことも聞いてくれたし、Twitty も一緒に見てわたしへのアンチをみて慰めてくれた













次の日廉は記者会見をやるために事務所に向かった






廉「行ってくるな、あなた」

『うん』





廉を送り出してから急に悲しくなったけど
我慢した



とりあえず記者会見の生中継の時間になるまで部屋を掃除した

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