《あなたside》
あのドッキリ事件の日から廉はまいにち暇さえあればわたしの隣にいて、ぎゅーってハグしてくる、
そうとうびっくりしたんだろうねw
『ねぇ、廉、ちょっと邪魔なんだけど?』
廉「えっ!どこいくん??俺のこと嫌い?!」
『ちがうよ、お茶飲みたいだけ』
廉「ならべつにはなれんでもええやん!」
『はいはい、w、ちょっと廉最近くっつぎすぎじゃない?w』
廉「なんでや、だって、」
『だって?( ̄∇ ̄)』
廉「おれはあのドッキリの時からもう、心配で心配で」
『心配性すぎるってw』
廉「プクー😠😫」
『ギュッ(上目遣い)わたしには廉しかいないし、逆にわたしには廉が勿体無いんじゃないかとかもっといい人他にいるんだろうなとか思って毎日不安でいっぱいだよ』
廉「ぎゅー」
『くるしい、、、』
廉「よかった、おれも不安だった、でもおれにもあなたしかいない、だいすきだ」
『これからもよろしくね?』
廉「当たり前だよ」
廉「あ、そういえば」
『なに?』
廉「今日少クラだわ」
『えっ?もう10時だよ?!』
廉「わすれてたぁぁぁ!」
『早く行かなきゃ!』
廉「いってくる!」
『はーい、あ、戸締りして帰るから帰りはわたしいないからね?』
廉「えっ!さびしい!」
『いいからはやく!』
廉「いってきます!」
『はぁ、わたしもそろそろ帰るか、』
って、廉鍵忘れてるし!
鍵なかったら家入れないじゃん!
とどけるか、
私はNHKホールにきた
『えっとぉ、ここはどーやってはいるんだ?』
関係者だけど堂々と入っていけないし、、
瑞稀「あのぉ、ここ関係者入り口ですけど」
『えっ!あ、すみません!』
『って、瑞稀くん?』
瑞稀「え?」
『あっ、ごめんなさい』
『あ、あの、これ届けていただきたいんですけど』
瑞稀「ん?これは?」
『あ、鍵です。永瀬廉くんに渡してください』
瑞稀「はぁ、」
『では』
《瑞稀side》
え、だれか関係者口にいる
え、僕のファンなのかな
あなた「これ渡してください」
『え、これは?』
あなた「鍵です、永瀬廉くんに渡してください」
『明らかに怪しいな、まぁ一応渡すか』
コンコン🚪
『失礼します』
廉「おー、みじゅきやん」
『あ、廉くん、これ』
廉「ん?なんやこれ」
瑞稀「なんか、関係者口の前にいた女の子が廉くんに渡してくれって鍵だって」
海人「え?こわいこわい、」
勇太「怪しくね?」
廉「みてみないとわかんないだろ」
廉「ん?あ、これおれの家のや」
玄樹「ひぇーー!こわいこわい!」
勇太「合鍵?!」
廉「ん?でもこれおれのストラップや、ほらあなたとの写真付きの」
勇太「本当だ、もっとこわい」
瑞稀「あ、これ、この子届けにきた子」
紫耀「なーんだ、これあなたじゃん!」
瑞稀「え?」
廉「あー、こいつおれの彼女」
瑞稀「え!彼女?!」
海人「声でかっw」
瑞稀「いやだって、」
廉「あーもしもし?あなた?」
廉「おん、おっけー迎えに行くわ」
廉「いまからあなた迎えにいってくるわ」
勇太「バレないようにな」
廉「うっす」
瑞稀(え、あなたちゃん?来るの?顔見てみい)
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!