前の話
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ある日の学校で
私が登校していると…
振り返ってみると
侑ちゃんのあまりの可愛さで怒ることの出来ない私
いつも通りの涼介
あくびをしながら適当な挨拶をする伊野ちゃん
朝から元気な大ちゃん
こんな平和でいれるのは学校が終わるまで
~放課後~
誰も居ない教室に私、涼介、侑ちゃん、大ちゃん、伊野ちゃんの5人。
急に顔を近付けてくる伊野ちゃん
私の言葉に被せて涼介がボソッと呟いた
完全に私をおちょくってる大ちゃんと伊野ちゃんとため息をつく涼介
何かを察したのか3人はスタスタと帰って行く
帰してくれない理由がよく分からないけどたぶん怒ってる、
と言った瞬間私に近付き涼介は私を机の上に倒した
続く
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。