柏木side
最近会えてないなって思って
ちょっとサプライズで突撃訪問(?)したら
すごい青い顔して出てきた大森さん
どこか息も荒い気がする
案の定、熱を測ってみると
38℃越えはしんどいな…
可愛い…じゃなくて、!
in 寝室
あんまり話しかけない方がいいかな、?
辛いよね
か弱い声で、そう言う大森さん、
いや反則すぎる!!!
上目遣い…
上目遣いじゃなくても断らないけどね
少しすると咳がではじめた。
あ〜…喉やらなきゃいいんだけど、
暑いのに寒いって、ほんとに辛そう
どうしよう、なんにも出来ない…
私の服の袖を掴む大森さん
少しすると寝息が聞こえてきた。
良かった、寝た方がいいから。
薬買ってこなきゃ
ついでに服とか家に取りいこ、
ゆっくり部屋を後にする、
大森さんしばらく起きないで(› ‹ )
薬局に行って、風邪薬と喉の腫れ抑えるやつと
あとゼリー飲料なんかも買って(ここまで20分)
ダッシュで家まで服取り行って、
40分もしないうちに大森さん家戻ってこれた
恐る恐る部屋の扉を開くが
大丈夫、まだ寝てる、!
キッチン借りようかな、?
お粥くらい食べれるかな、?
いい感じに炊けたし、火を止める
完璧((
後ろで、戸の開く音がする
倒れこむように私に抱きつく大森さん(可愛い)
肌に触れる大森さんの手が熱い
熱上がってる気がする
足取りの重い大森さんの手を肩に回して
寝室へと戻る
笑みを浮かべながらも咳き込む大森さん
いきなり腕を掴まれたかと思ったら
大森さんと肌と肌が触れそうなほど
至近距離に居た
そう言って
ベットの上で
大森さんの胸に包まれて動けなくなった
大森さんからは直ぐに寝息が聞こえたけど
正直それどころじゃなくて
大森さんが起きるまで硬直したままで
心臓の音が聞こえてないかヒヤヒヤしていた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。