でもッ、いて欲しいの…
そばにッ…泣
どこにも行かないでッ
私以外の女の子を抱かないでッ…泣
私のその言葉で、ミンギュの足が動いた
そして気づけば私はミンギュの腕の中にいた
誰が悪いの
私……
分かってるなら、許してあげる
次はないからね
そう言って私の口にキスをした
そのまま私たちは繋がり始めた
お前はッ、俺だけ見てればいいのっ
ッ…
さっき行為していたとは思えないくらいの激しさだった
もうっ、無理…ッ
まだだよ、ばか
行為が終わると、私はぐったりしていた
お互い息を整えているとミンギュがこう言った
あなた可愛かったよ ㅎㅎ
こんな言葉に胸が弾むのは
もう、私はミンギュのことが好きなのかもしれない
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!