汗をポタポタ落としながら話しかけてきた
あのっ、
これっ、
え、?
汗…かいてますし…
あ、大丈夫です!
そういうと彼はニコッと笑い
僕、ウヌって言います
あ、私はあなたです…
存じ上げてますㅎㅎ
何この天使…
あの、僕、あなたちゃんが好きです!!
はい?
えっと、、??
あなたちゃんが好きなんです!!
えぇぇぇ!?
ビクッ
あ、あの、まだ、会ったばかりですし
それに、私貴方のこと全然知らないし、
だからその、、、
大丈夫!!
この人陽気すぎないか…!?
断ってんのに大丈夫って…
僕のこと好きになるよきっと!
OUT
この人とは関わらない方がいい…
ごめんなさい、
そう言って頭を下げて出ようとしたとき、
ガシッ
っ!?
待ってよ…
置いてくつもり?
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。