紫耀くんに着いていくもただただ無言の時間が
過ぎていく。
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言われた通り私は紫耀くんの隣に座る。
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平然とキスする神経がわからん!!!
しかも彼氏持ちに!!!←
う"っ…
紫耀くんの右手にはカメラが。
まさかっ…!!
カメラを奪おうとした瞬間口をふさがれて
とりかえされた。
イタズラそうにニヤニヤする紫耀くんが
憎い。。
その動画が廉くんの目に入ったりしたら───.
考えるだけで恐ろしい。
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" バレンタインデーは廉と全く同じ物が欲しい。"
。
なんで?
なんでバレンタインなの?
口止め量にしては軽い気が…
そうだ。バレンタインデーは来週。
※ 2月設定
準備するにもいい期間。
紫耀くんは手を振りながら自分の教室に帰っていった。
なんでかわからんけどとりあえず……
豪華なもんがいいよね!?!?!?←
曲がり角を曲がった瞬間──.
ドンッ
誰かとぶつかった。
顔をあげると目の前には私を睨みつける女の子がいた。
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ねくすと
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!