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第3話

#03
【雨】sideあなた
_____ザー…

6校時が始まった瞬間に降り出した雨。

傘は、持ってない。
放課後までには止んでくれるかな…



『あーぁ、まだ降ってる』

結局帰る頃まで降っている雨。

壱馬「傘、忘れたんだろ?」

背負っているカバンを引っ張って聞いてくる。

『うん、忘れたー』

壱馬「俺の傘入れば」

『そう言うと思ってた!だから傘持たないの』

壱馬「明日から持て、あほ」

スタスタと行ってしまう壱馬。

北ちゃんと翔吾にばいばいして壱馬を追いかける。



壱馬「遅い」

『とか言って、ずっと待ってるくせに』

壱馬「次は置いてく」

『置いてかないでよ』

壱馬「…考えとく」

正直に言ってみれば困ったような顔をした壱馬。

『ふふっ、優しいねー壱馬さんはー』

壱馬「お前がこんなだからな」

『なにそれー!』

壱馬「押すなよ、濡れるって」

…ほんとはさっきから左肩が半分濡れてるくせに。
私に雨がかからないよう傘を傾ける壱馬。

『ありがとう』

そう言えば、きっと壱馬は照れるんだろうね。

壱馬「…別に」

ほら、やっぱり照れた。