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第26話

#26
【お人好し】sideあなた
___宣戦布告ですか?

そう言われ言葉に詰まる。
『え、っと。うん、まぁ、そんなとこ、かな?』

美雪「ふふ、…宣戦布告は受けて立ちません。羨ましかったんです、私。幼馴染ってだけで先輩の隣にいられて、愛されてて。

だけど、私が突き飛ばしたことも壱馬先輩には私が悪いように言ってないですよね?」

『え、なんで…?』

美雪「そうだったら私、壱馬先輩に近寄るな、って言われてると思いますし。
…悔しいですけど、壱馬先輩はあなたじゃないとダメですね」

美雪ちゃんの優しい笑顔に、純粋に壱馬が好きなんだなって思う。

美雪「本当に、酷いこと言ってごめんなさい。
勝手に嫉妬して、消えてとか言って叩いちゃって。」

そう言って頭を下げた彼女は声が震えていた。
ほっぺも痛かったし、悲しかったけど、今の美雪ちゃんを見るとまあいっかと思えてしまった。

『いーよ、許す!だから頭あげて、ね?』

美雪「…っ。あなた先輩はほんとお人好しですね」

『そうかなー?…って今私のこと呼んでくれた?!』

美雪「う、うるさいですね、早く行ってくださいよ、壱馬先輩待ってますよ」