第5話
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in 寮
渉が指さした家は綺麗な洋風の一軒家。
玄関にはお花が飾ってあって綺麗だ。
優希と悠がどんぱふ騒いでる中、
渉と私は遠い目で見ていた。
優希が何処からか取り出したくじを各自引く。
因みに私は3番。
お願い…渉…手を挙げないで…。
そう、何故か思った。
よかった…。
side 優希
優希さん、全てを察しましたよ〜!
あなたと渉…両思いじゃん、!
はっ!リア充死ねや!!
…でも応援するしかないやん!
くっそぉ〜!
え?僕?
僕はリア充じゃないよwww
好きな人…はいるよ。
それも目の前に。
でも、告白…はしないんだ。
理由?なんだろーねっ、!
|*´ー`*)ノ|Ю ガチャ
S級昇格者へ
S級昇格おめでとう。
この街では音楽業が発達している事は知っているだろう。
S級生は、歌い手業に励む事が義務づけられている。
各自、B1階にある防音室にて録音する事。
3週間に1曲は上がってないと、
A級に降格させちゃうぞっ☆
精々努力をしなさいな。
校長先生より♡