第2話

暗殺

3,903

2019/08/02 00:07

東京·····。相変わらず賑やかな所だ。
人の笑い声、泣き声。
自動車らの行き交う音。

うるさい·····

？

あ！ちょっと！僕のアイス食べないでくださいよー

？

いいじゃん。ちょっとくらい

？

うるさいな·····

夜鏡月輝

一体何事·····？

？

あ·····。見つけたー

？

え？

？

ねーねー！

夜鏡月輝

ん？

羽間莉惟

初めまして、俺は羽間 莉惟。よろしく

夜鏡月輝

う、うん？

寒咲里美

やっとだぁー！

皇金瑠都

やっとって·····。呑気にアイス食べてただけじゃないですか！

笹川心音

もう、早くしてよー

夜鏡月輝

あの、何か用ですか？

まさか、警察関係者とかじゃないよね·····
もし、そうだったら私·····、終わるよ？

寒咲里美

あー、安心してよ。俺らも君と同じ人間だからさ、
Moon sinnerさん

夜鏡月輝

！

羽間莉惟

最近聞かない？「chine eye」っていう組織

夜鏡月輝

日本を代表する裏組織·····

笹川心音

俺達はその組織の人間。ボスに依頼されて、あんたを迎えに来た

皇金瑠都

お願いします、僕らに着いて来て貰えませんか·····？

夜鏡月輝

·····拒否しても、無理やり連れていくんでしょ。着いて行くよ·····

寒咲里美

ありがとう

―――――――――――――――――――

コンコン🚪

？

どうぞ

羽間莉惟

失礼します

寒咲里美

ボス、例の娘、連れてきました

ボス

ああ、ありがとう

夜鏡月輝

お初にお目にかかります。
「Moon sinner」です。
以後お見知り置きを·····

？

堅苦しい挨拶は結構。私たちの目的は一つだけ――。
君を我々の組織に勧誘したい。それだけだ。受けてくれるかな

夜鏡月輝

少しだけ時間をくれますか？

？

あぁ。勿論だよ。答えが決まるまで、そこにいる彼らのチームの寮に泊まるといい

夜鏡月輝

ありがとうございます

―――――――――――――――――――

皇金瑠都

ここが僕らの部屋です

夜鏡月輝

ありがとう

？

おかえりー！

？

もう帰ってきたの？

寒咲里美

ただいま、なーくん、ジェル

七森魁琉

早かったね！

羽金慧流

あれ？君は·····？

羽間莉惟

あ、この人が 「Moon sinner」で、夜鏡 月輝ちゃん！

皇金瑠都

しばらくの間、ここで暮らすことになりました。

夜鏡月輝

よろしくお願いします

羽金慧流

可愛いー！今度一緒に····Σ(ノ´Д`)ノグワッ

羽間莉惟

キモいよ·····、ジェルくん·····

七森魁琉

あはは(;´∀`)

寒咲里美

ねえ、自己紹介とかしておいた方がいいんじゃない？

羽間莉惟

確かに！

七森魁琉

じゃあ、まず俺から。
俺は、七森 魁琉。
20歳だよ。すとぷりのリーダー。
表向きは、教師だから。
頭脳戦よりも、戦闘系の方が得意かな
なーくんって呼んで！
よろしく

寒咲里美

俺は、寒咲 里美。
年はなーくんと同じ、20歳！
すとぷりの副リーダー。
表向きは、デザイナーだよ。
戦闘系が好きかな
さとみくんって呼んでね、
よろしく

羽金慧流

俺は、羽金 慧流。
年は、19歳、「すとぷり」の一員
表向きはCTOで働いてるよ
頭脳戦も得意だけど、戦闘の方が向いてると思う。
ジェルくんって呼んで
よろしく

皇金瑠都

ボクは、皇金 瑠都です。
年は、19歳です
「すとぷり」の一員です。
表向きはモデルしてます。
頭脳戦が得意です。
るぅとくんって呼んで下さいね！
よろしくお願いします

笹川心音

俺は、笹川 心音。
年は16歳。「すとぷり」の一員だ。
表向きは、若手ゲームクリエイター
戦闘派。
ころんくんって呼ばれるから、そう呼んで。
よろしく

羽間莉惟

俺は、羽間 莉惟。
年は17歳。「すとぷり」の一員だよ！
表向きは、アイドル！
戦闘派かな～。
莉犬くんって呼んで！
よろしく！

夜鏡月輝

私は、夜鏡 月輝です。
「Moon sinner」として、暗殺の仕事してます。
年は莉犬くんと同じ17歳。
呼び方は自由で。
皆さん、よろしくお願いします

羽間莉惟

俺と同い年なんだー！

七森魁琉

てか、タメにしよ！敬語なんていちいち使う必要ないよ！

夜鏡月輝

わ、分かった

寒咲里美

よし！自己紹介も終わったし、ご飯作ろっかな！

皇金瑠都

そうですね！

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第3話暗殺

るるりちゃん

コンテスト受賞作品

グランプリ

好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。