第2話

🔚
1,983
2022/08/03 14:53




個性が無いと、世の中ではほぼ無能






エンデヴァー
おい






では、呪術は?







轟 あなた
…なーにー?
エンデヴァー
どこへ行く。こんな夜中に
轟 あなた
家出だけど
見てわかんない?
エンデヴァー
…ふざけるな
轟 あなた
…今更なーに?
今まで邪魔者として扱ってきたくせにー
エンデヴァー
家出なんて馬鹿げたこと…
許されると思っているのか
轟 あなた
え、別に許されなくてもいいんだけど
轟 あなた
どうせ私アンタのこと嫌いだし
許されないくらいがちょうどいい
エンデヴァー
…第1に身寄りはあるのか
無個性なんてそう簡単には
轟 あなた
あのさー
その話いつまで続くー?
エンデヴァー
なっ…
轟 あなた
言ったよね。家出だって
轟 あなた
私あんたにそーゆー親ヅラされんの
求めてないの
轟 あなた
第1、アンタの事親なんて思ったことないし
エンデヴァー
誰がここまで育ててやったと……!
轟 あなた
少なくともあんたでは無いね
轟 あなた
てかマジで何。
今まで邪魔者だったんでしょ?
轟 あなた
なに、今更良心にでも目覚めた?
おっそー
エンデヴァー
なんて態度を
轟 あなた
じゃ、私行くね
轟 あなた
さよーならー
エンデヴァー
おい待て!あなた!!
轟 あなた
せいぜい最後まで死ぬくたばれよー
轟 あなた
腐ったヒーローごときがイキってんじゃねぇよ





中3の冬。私は轟家におさらばした








轟 あなた
待った?
五条 悟
いーや、全然
五条 悟
それよりちゃんとお別れできたの?
轟 あなた
引き止められたけど関係ない
轟 あなた
あんな家私にとってはただのゴミ同然
五条 悟
いやー、にしても世の中狭いね!
五条 悟
君みたいな逸材を邪魔者扱いなんて!
轟 あなた
でしょー?
轟 あなた
こーんな美人で心優しい私を邪魔だなんて
この世界も腐ったねー
五条 悟
いやキミまだ15でしょ
轟 あなた
…いやでも正直感謝してるよ
日常が退屈でしか無かったから
轟 あなた
ありがとね、せーんせ




「無個性」で轟家に産まれた私は、轟家の思想とは真逆だったからあの家では邪魔者扱いだった




双子の焦凍は成功作。片方の私は失敗作。



兄妹のみんなは仲良くしてくれたけど、親…あのクソエンデヴァーは私を鬱陶しく思っていた






毎日嫌味や家の雑用をやらされていた日々にもううんざり





そこで、私に声をかけてくれたのはこのおとこ






「五条悟」呪術会の最強だった







五条 悟
荷物少ないねー
轟 あなた
服とかどーせ買ってくれんでしょ
てか買って
五条 悟
ハイハイ
轟 あなた
…夜は寒いね
五条 悟
…冬となるとねー





私たちは駅をめざし歩いていた





呪術高等専門学校。私は今日からそこに住むらしい





あくまで高校だから授業には参加しないけれど、1人私と同い年がいるらしい





轟 あなた
やっと自由になれる
五条 悟
…いーや、地獄はここからだよー
轟 あなた
…ま、あの家よりはマシってか
五条 悟
覚悟は決めた?
轟 あなた
…覚悟なんて、声をかけられた日にもう決まってる
轟 あなた
なるよ、私




轟 あなた
呪術師に






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