___
次の日。
昨日と同じ場所に行ってみる。
…ぁ、
こんにちは
……
怯えているが、昨日みたいに消えることは無さそう。よかった。
君、名前は?
っ、近づかんといて!
初めて聞く大声に驚く私たち。神ちゃんは心の声も聴こえるのだから余計だろう。
ど、どうせ馬鹿にするんやろ、俺のこと…、そ、それか政府のもんか?俺はどこにも行かへんぞ…!
…なるほど。
この前話したと思うが、能力者は希少な存在だ。人間は彼らの "普通" を押し付ける。神ちゃんのような普通でない人は当然いじめの対象になり得る。
それと。
政府は公にはリヒトであるため、ドゥンケルを排除しようとすることもしばしば。目の前の彼が威嚇する理由も理解できる。
違うよ、私はあなたを馬鹿にしたり、存在を否定したりしない。政府のバッジだって持ってない。
俺も持ってへんよ、と隣で神ちゃんも首元の襟を見せる。
……しげおか、
しげおかさん?
小さくそう呟いた。
…ちょっとは心開いてくれたっぽい
ふふっ、と笑う神ちゃんはしげおかさんの声が聴こえているみたい。
私たちと一緒に来ない?
私は優しく微笑み手を伸ばした。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。