第30話

side 勇太


廉「今日は休んどき」


『…なんで?』


廉「なんでって…大丈夫言うてるけどほんまはめっちゃしんどいんやろ?冷えピタ貼ってマスクして」


『でも大丈夫だから』


廉「明日から大阪やで?んでリハしてコンサート。そこで倒れたら元も子もないやろ?やから今日は休んどき」


そう言われてやっと首を縦に振った


平野「後ろ座って見ときな?どうせ確認だけだし」


『ん』


明らかにしんどそうな声で返事して、壁にもたれかかるように膝を抱えて座った


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休憩に入ったタイミングでかぐのところに行く


「熱測った?」


『測ってない』


「じゃあ測ろっか」


『んー』


体温計を入れて、バックハグ状態で固定する
音が鳴って確認すると

"39.4"

いや、めちゃめちゃ高いじゃん


『何度だった?』


「7.9」


『嘘でしょ。見せて』


体温計を見た瞬間さらにしんどそうな顔になる


「だから言ったでしょ?」


『んー』


廉「じん変わるで。水分補給してきーや」


そう言われて、廉にかぐを任せて水分補給に向かった