第92話

83 ｢ありがとう｣じゃ足りない

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2019/04/25 09:29

奴

あっという間に、寮を出る前日

(^ヮ^=)しげ

このトラック誰の荷物つむん

(｀-´)かみちゃん

それは照史の荷物つむトラックや

('･ｪ･`)のぞむ

こっちはおれらのんやな

(´◇｀)あきと

それ神ちゃんのや

(б∀б)じゅんた

なんで同じ日に引越しのトラック 依頼したんや

(θヮθ)はまちゃん

早めに荷物移動したら、大変やからって、みんなギリギリにしたみたい

(ﾉﾉ_☆)りゅうせい

二人とも手伝って

(θヮθ)はまちゃん

おん

(б∀б)じゅんた

照史このトラックでええんやな

(´◇｀)あきと

そうそう 頼むわ

奴

段取りの悪い
重とのんちゃん
流星
神ちゃん
照史
なんで同じ日に引越し屋さんお願いするかな
どれが誰のトラックか てんやわんや

淳太と濱ちゃんは荷物を空輸しますので、早めにすませております

(´◇｀)あきと

これ俺のんちゃうで

(^ヮ^=)しげ

俺のやつ

(б∀б)じゅんた

もう ちゃんとせいや

奴

あーあ 大変ですわ

(θヮθ)はまちゃん

疲れた

('･ｪ･`)のぞむ

俺も

(｀-´)かみちゃん

濱ちゃんは自分の荷物 送ってるからいいけど、望はしっかりせえよ

('･ｪ･`)のぞむ

はーい

奴

なんとか終わりトラックは出発しました

(б∀б)じゅんた

じゃあ それぞれ荷物下ろしに移動して、終わったら寮に帰ってくるように

(´◇｀)あきと

あと少し頑張ろ

みんな

おー

奴

それぞれ引越し先で荷物を下ろし
ちなみに淳太くんは照史の手伝い
濱ちゃんは神ちゃんの手伝いに行きました

奴

その日の夜の寮

(б∀б)じゅんた

おつかれ

(θヮθ)はまちゃん

おつかれ

(｀-´)かみちゃん

食べ物と飲み物買ってきたで

(´◇｀)あきと

やったー
唐揚げや

('･ｪ･`)のぞむ

しかし 引越しって大変やな

(ﾉﾉ_☆)りゅうせい

体が痛いわ

(б∀б)じゅんた

お前らが、一度に来るようなことしたからやろ

(^ヮ^=)しげ

だって 早めにしたら、出る日まで困るやん

('･ｪ･`)のぞむ

ギリギリの方が、困らんやん

(θヮθ)はまちゃん

だから こんなに大変なんや

(б∀б)じゅんた

時間ずらすとかしたら、もう少し楽やったのに

(｀-´)かみちゃん

まぁまぁ 片付いたんやから、いいやんか

(^ヮ^=)しげ

そうや 淳太 最後までうるさいわ
バサー

(б∀б)じゅんた

うわっーーーーー

(´◇｀)あきと

散らさすなや

(ﾉﾉ_☆)りゅうせい

食べもんにも入ったやろ

(^ヮ^=)しげ

キャッキャッ

(｀-´)かみちゃん

ほんまに

(б∀б)じゅんた

重 なんでこんなん残しとるんや

(^ヮ^=)しげ

引越し先持っていっても、使い道ないやんか
明日捨てようと思ってな
その前に 有効利用せな

(б∀б)じゅんた

いい加減にしろや

(θヮθ)はまちゃん

……

('･ｪ･`)のぞむ

濱ちゃん どないしたん？

(θヮθ)はまちゃん

こんな賑やかな風景 当たり前やと思とったけど、明日過ぎたら、もう見れへんねんなって思って

(´◇｀)あきと

そうやな
いずれは出ていくことになるのはわかっていたけど

(｀-´)かみちゃん

ほんまにクリスマスから一気に決まったからな

(ﾉﾉ_☆)りゅうせい

ここでの生活は楽しいこと、大変なこともあったけど

('･ｪ･`)のぞむ

思い出いっぱいあるな

(б∀б)じゅんた

まてや
重 バシン

(^ヮ^=)しげ

いて

(｀-´)かみちゃん

はぁー
最後の思い出が重が叩かれるって

(´◇｀)あきと

まっ 俺たら、らしいけどな

(^ヮ^=)しげ

何 感傷的になってるんや

(б∀б)じゅんた

しかし 重のイタズラも今日限りやな
嬉しいわ

('･ｪ･`)のぞむ

ほんまは寂しいんとちゃうんですか？

(б∀б)じゅんた

そんなことないよ

(´◇｀)あきと

寂しいと思うで

(б∀б)じゅんた

ないない

(ﾉﾉ_☆)りゅうせい

寂しそうな顔しとるで

(б∀б)じゅんた

ありえへん

(θヮθ)はまちゃん

淳太 大丈夫か？

(б∀б)じゅんた

なんやねん
みんな

(^ヮ^=)しげ

淳太 涙拭けよ

(б∀б)じゅんた

うわっ お前の汗いっぱい拭いた タオルなんか

(｀-´)かみちゃん

さて これくらいにしといて
乾杯するか

('･ｪ･`)のぞむ

音頭は

(´◇｀)あきと

師匠やろ

(θヮθ)はまちゃん

おん
皆さん 引越しお疲れさんでした
これから 新しい生活がはじ￥＄$す

('･ｪ･`)のぞむ

そこ噛むか

(｀-´)かみちゃん

最後はちゃんとして欲しかったな

(θヮθ)はまちゃん

うん？
新しい生活が待ってます
頑張っていきましょー
乾杯

みんな

乾杯

(´◇｀)あきと

食べよ
食べよ

('･ｪ･`)のぞむ

あかん

(´◇｀)あきと

えー

('･ｪ･`)のぞむ

米粒１個だけな

(´◇｀)あきと

なんでなん
桐山照史だよ

(｀-´)かみちゃん

懐かし
そのくだり

(ﾉﾉ_☆)りゅうせい

ところでさ、この寮どうなるんや

(^ヮ^=)しげ

次の人入るんか？

(θヮθ)はまちゃん

淳太 どうなん？

(б∀б)じゅんた

えっとな 確か
新人用の寮になるらしい

(｀-´)かみちゃん

誰が来るんやろ

(б∀б)じゅんた

えっと
西畑大吾
大西流星
道枝駿佑
高橋恭平
長尾謙社
藤原丈一郎
大橋和也
の7人とは聞いてる

(´◇｀)あきと

同じ7人か

('･ｪ･`)のぞむ

俺らと同じように、色々思い出作っていくんやろな

(ﾉﾉ_☆)りゅうせい

喧嘩したり、恋したり
悩んだり

(θヮθ)はまちゃん

全てがいい思い出になる

みんな

いいこと言えるやん

(θヮθ)はまちゃん

俺だって言えるよ

奴

寮での最後の日は、思い出話に花が咲き
遅くまで騒いでいた

奴

翌日
寮のまえ

(б∀б)じゅんた

みんなはよ集まれ

('･ｪ･`)のぞむ

濱ちゃん 写真頼むわ

(θヮθ)はまちゃん

おん 了解

(´◇｀)あきと

寮の看板入った方がええやんな

(｀-´)かみちゃん

重 はよせいや

(^ヮ^=)しげ

待ってー

(б∀б)じゅんた

流星は？

(ﾉﾉ_☆)りゅうせい

おるで

(θヮθ)はまちゃん

では
行きまっせ
はい チーズ

カシャッ

(θヮθ)はまちゃん

これ俺が現像してみんなに送るわ

みんな

よろしく

(б∀б)じゅんた

じゃあ 最後に寮にお礼言おか

奴

寮似ぬ向かって1列に並ぶ

(б∀б)じゅんた

今まで

(^ヮ^=)しげ

楽しいことも

(θヮθ)はまちゃん

苦しいことも

('･ｪ･`)のぞむ

泣きたいことも

(ﾉﾉ_☆)りゅうせい

笑いも

(｀-´)かみちゃん

あったけど

(´◇｀)あきと

この場所に居られて良かった

みんな

ありがとうございました

(θヮθ)はまちゃん

じゃあ 飛行機の時間あるから行くわ

(б∀б)じゅんた

俺は会社に寮の鍵返してから、空港向かうわ

(´◇｀)あきと

じゃあ 行くわ

(｀-´)かみちゃん

俺もスタジオの準備あるし

(ﾉﾉ_☆)りゅうせい

俺 事務所の人な挨拶に行かないとあかんし

(^ヮ^=)しげ

俺らは店の準備あるし

('･ｪ･`)のぞむ

まだまだ買い揃えなアカンから

(б∀б)じゅんた

じゃあ またな

(θヮθ)はまちゃん

また

('･ｪ･`)のぞむ

また

(ﾉﾉ_☆)りゅうせい

また

(^ヮ^=)しげ

また

(｀-´)かみちゃん

また

(´◇｀)あきと

また

奴

そう サヨナラではないんやから、バイバイでは無いよな
また 逢う日まで
やな

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第93話 84 SAKURA

かおり

コンテスト受賞作品

グランプリ

好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。