翌日のお昼 照史が濱ちゃんの様子が気にありお昼に誘い出す
なんで社食じゃないん
たまにはいいやん
近くの喫茶店 そうあの作戦会議に喫茶店です
いらっしゃいませ
うぇ
なんで
あ 遊園地のときの
あの時はありがとうございました
・・・・・
いえいえ お二人ですか?
こちらのお席にどうぞ
濱ちゃん?
おん
えっここで働いていたんですか?
いえ 近くのショッピングモールの迷子センターで働いているんですけど、たまに休みの日に手伝いに来ているだけで
そうだったんですね
ちょくちょく来ているのに会わなかったはずやわ
・・・・・・・・・・・
注文したものが運ばれてきた
ごゆっくりどうぞ
・・・・・
濱ちゃん どうしたん おかしいで
あのな 遊園地でさ蘭ちゃん見つかって合流したときにさ、
さっきのあなたさんをみたときにさ、彼女と見間違えてさ
それからきになってさ
彼女って・・・
そう・・・ それにさ 彼女の名前
え~~っと たしか あなたさん 丸山あなたさん
あいつも 丸山っていうんや
えっ そうなん
今日見たら、違うんやけど、あの人見てたら、あいつの事を思い出してしまう
その日の夜 濱ちゃん以外のみんなが集まって、お昼の出来事を話をする
それって あの時の彼女と関係ある人なんかな?
二人とも その彼女みたことないんやな
ない
本人に直接聞いてみるか?
それしか方法ないか
濱ちゃん 聞くことでけへんやろうし
でも バリバリの関西弁使ってたし
彼女って北海道の人ちゃうかったっけ?
北海道から出てきてて、帰る日に会い立って連絡あって・・・
ここで話しててもわからんから、やっぱり直接確認するしかないって
じゃあ 俺 明日きいてくるわ
昼休み 重と照史 喫茶店へ行く
店の人:いらっしゃいませ
あの すみません 丸山さんいますか?
店の人:あ 丸山さんはお手伝いに来てくれてるだけだから、今日は迷子センターの方では?
あっ そういってたわ
照史 ちゃんとしてや
俺 午後から外回り行くから、そのついでに行ってくるわ
たのむで
午後から外回りのついでにショッピングセンターの迷子センターに行く
あの~
はい お子さんが迷子になられましたか?
いえ 丸山さんおられますか?
丸山は昨日をもって退職したんですが
うぇ 退職? どうしてですか?
私は理由まで聞いていないのでわからないですが
そうですか?
ありがとうございました
迷子センターから職場への帰り道
佐藤:あ 蘭ちゃんのパパさん
えっ あ 佐藤さんでしたっけ
佐藤:はい 蘭ちゃん元気ですか?
はい
あっ そうや 佐藤さんって丸山さんのお友達ですよね?
佐藤:そうですが
丸山さん お仕事辞められたそうですが、何かご存知ですか?
佐藤:知ってはいますが、なぜそれを知りたいんですか?
すみません
いきなりの質問でした
実はですね
詳しくは言えないことなので、実は濱ちゃんが一目ぼれしたってことにして話を聞きだすことにした
佐藤:あの濱ちゃんさんがですか?
そうなんですね
なので、幸せになってもらいたい仲間なんで
佐藤:どうしよう
言っていいものかどうか
誰にも言いませんから、教えていただけないですか?
佐藤:内緒ですよ
もう何年前かな? あなたには妹がいたんですよ
妹さんがいた?いるではなく
佐藤:そう、いたです
あの子はこっちで就職していて、妹さんがご両親と一緒に生活していたんですが、お姉ちゃんに会いに来ていたんですよね
その帰りに、事故でね
!!!!!えっ
佐藤:そんなにびっくりすることですか?
桜の咲く時期になると、思い出してしまうこともあってつらいので、実家に帰るって
あの~ 実はね 濱ちゃん 昔 元彼女って人がたまたま大阪に来ていて、
北海道に帰る前に会えないかっていうことで会ったんですが、
その帰りに彼女が・・・電車事故で
佐藤:北海道 電車事故
その元彼女さんのお名前って
丸山さんっていうとしか覚えていなくって
佐藤:それってあなたの妹 です
そんな偶然があり、寮であらためてこの話をするかどうかを決めていた
え 元彼女さんのお姉さんやったんか
それで、顔も年齢も違うのに思い出してしまうって
お姉さんやったら、雰囲気とか似ているのは当たり前か
お姉さんも桜の咲くころはつらかったんや
どうしよう 伝えるべきやんな
濱ちゃんだけが知らんって、おかしいしな
でも 誰が言う?
あの時、一緒に居た俺らしかないやろ
照史
おん それにあれが佐藤さんから聞いたんやからな
二人 濱ちゃんの部屋へ行く
コンコン
濱ちゃん ちょっとええか
話があるねんけど
おん 入って
二人は、先ほどみんなとしていた佐藤さんから聞いた話をした
そうか お姉さんやったんか
だから 違うんやけど あいつを思い出してしまうんや
濱ちゃん ごめんな 勝手に話を聞きに行って
いや 照史 ありがとう
照史が聞いてくれへんかったら、なんでかわからんかったから
そのころ あなたはというと
佐藤:これで荷造り終わりやね
うん 手伝ってくれてありがとう
佐藤:ほんまにええの 実家に帰って
私に会いに来ていなければ、あの子は・・・・
妹が使っていた手帳を手に取りながら、愛おしいそうになでる
その時 手帳からハラリと1枚のプリクラおちる
大阪で撮ったんやね
!!! これって
佐藤:どうしたん
あっ 隣にいるの濱ちゃんさんだよね
えっ どうして、あの子と濱田さんが一緒に写っているの
そのプリクラは、通天閣へビリケンさんを見に行った時に二人がとったプリクラだった
佐藤:ごめん
え なんであやまるの
佐藤:じつはさ 今日のお昼 桐山さんに偶然会ってさ
今日の昼の事を話する
じゃぁ あの日、用事があるって言っていたのは、濱田さんと会うためだったの?
その帰りの電車で・・・・
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。