第2話

👘
2,114
2023/02/13 11:31
鬼の首を切る毎日。

そんな色のない生活が今日一変するみたいです






雪屋敷の世話人の女性

華弥子かよこ
「 雪柱様~、失礼します。
朝食が出来ていますよ! 」


あなた
ん、ありがとう


ニコッと、微笑むと私は
本を閉じ寝室を後にする



私は、見ての通り
他の柱のように陽気な性格では無い

基本、柱や隊員とは会話はしない。

すぐに、根暗な考えをしちゃうし

人と関わることはとても苦手意識がある


でも、雪屋敷にいる時は

唯一話すことが出来る華弥子だけには心を開いている


あなた
ねぇ、華弥子
私は、茶の間に行くまでの
廊下で華弥子と会話するのが好きだ

華弥子
「はい!なんでしょうか!」

あなた
......いつもの、おやつはあるかな...?

華弥子
「ふふッ、勿論ですよ!」
「あなたの下の名前様は、ほんとに干し芋がお好きですね~」

あなた
小さな頃から食べてたから...

「あの高級菓子のカステラもありますよ?」
「お食べになられますか?」

あなた
うーん...
あなた
華弥子が食べて
「えぇぇ?!そんな、私なんか...!」

あなた
私なんか、気にしなくていいからさ

高級だとか、貴重だとか

私の口には合わない。




「では、お言葉に甘えさせて貰おうかな...」


あなた
ふふ



気づけばあっという間に、茶の間へ




華弥子
「 今日は縁側でお食べになります? 」

あなた
そうしようかな


最近の日課は
縁側での朝食です!


縁側に腰をかけ、朝食を食べる

あなた
美味しい...

こんなに美味しいものを
毎日食べれて幸せだなぁっていつも思う





そんな平和な朝に...



ドォンッッッ



いきなり庭に__。
あなた
は...((





月姫
月姫
♡・☆待っててます!!!!

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