第24話

手を伸ばせば
1,115
2020/11/09 11:10
駅に着いてからは早かった
新幹線の切符を買って、友紀が荷物を持ってきてくれて
友紀「グズ…あなた…元気でねっ…!!!」
『友紀も…!!』
新幹線に揺られながら宮城に向かう
『そうだ…スマホ。』
スマホを開けばアプリはL〇NEと電話帳、メール
それしか無かった
L〇NEを開いてみれば驚いた
侑、治、角名…稲荷崎のメンバーしかいないからだ
『あれ?及川先輩のは…』
初期化されていたのだ















新幹線から電車に乗り換え
バスに乗り
青葉城西前まで来た
体育館に行ってみればネットが貼ってあるままだった
『どこに行ったんだろ…』
その時
及川「あなた!!!!!!!!!!」
遠くから声がした
懐かしい声
落ち着く声
大好きな声が
『っ…!!!!』
会いたかった
ずっと会いたかった貴方に
今、やっと会えた
『おいかっ、せんぱっ…及川っ、先輩…!!!』
及川「あなた…あなた…!!!」
私は走った
体力の限界なんて特区の党に尽きていたけど
貴方の為ならば走れた
そして、私たちは抱きしめ合った
力強く抱きしめられてその安心感で私は再び泣いてしまった
及川「記憶っ…思い出したんだね…!!」
『はいっ…!!!』
赤子のように泣いた
やっと私は心の穴が塞がった__
少しして私は泣きやみ、貴方に言いたかったことを言った
『私を…捨てないでくださいっ…私、嫌です…。』
及川「捨てない。絶対に捨てないから!!」
嗚呼、暖かい…
これが愛か…
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出版社「いやぁー、先生のお話、とても面白かったです!」
出版社「ほんとですよ!これで打ち切りなんて…」
出版社「他にもお話を作りませんか?」
『そうですね、考えてみます』
あれから5年
私は私の実体験を元に本を作った
見事に大ヒット
及川先輩、徹さんとは結婚もした
私は今、とても幸せだ
親に壊された人生を元に戻した
侑に壊されかけた人生でもある
侑とは友達としてはいい話し相手になってくれている
スキンシップは耐えないけど…
それでも、私は幸せだ
徹さんは今、世界と戦うバレー選手だ
こんな旦那が、私の1番の自慢です_
               END_____
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ここまで見てくださり!!
本当にありがとうございました!!
このお話はこれにて終了です!
他にもお話は作ってますので見てください!
それではさようなら!