第55話

43話
2,361
2019/03/16 02:21
あなたと唯奈が仲良くなってから半年が過ぎた頃、
唯奈は、時々凄く顔色を悪くしていたり、
びちゃびちゃになっていたりした。
私は、きっと誰かからいじめられてるんだと思い、唯奈に聞いてみた…
You
You
唯奈、あのさ
唯奈(ゆいな)
唯奈(ゆいな)
なに?
You
You
いじめられてない?
唯奈(ゆいな)
唯奈(ゆいな)
っ…!
唯奈(ゆいな)
唯奈(ゆいな)
そんなわけないでしょ!
You
You
(嘘だ。今一瞬ギックッってしたもん)
You
You
ほんとに?
唯奈(ゆいな)
唯奈(ゆいな)
うん!大丈夫だって
You
You
そっか?なんかあったら言ってね?
唯奈(ゆいな)
唯奈(ゆいな)
うん。
そう言って唯奈は、またどこかへ行ってしまった。
You
You
唯奈、嘘ついてるよね?ボソッ
その後はまた、顔色が悪くなって帰ってきた。
You
You
やっぱりボソッ
そのあと私は、何回も唯奈がどこに行っているのか、誰といるのか、何をしているのか、
探りを入れようと思った。




でも、その度唯奈は、人混みの多い所からどこかに行っているようで、毎回見失ってしまい、何も分からなかった。
You
You
あれ?またいなくなった…
You
You
唯奈、いったいどこに行ってんの?
そんな事をして、1ヶ月…



私は、唯奈がいつもと違う方向に行くのを見つけた。
You
You
なんだろ、ついて行かなきゃ!
でも、やっぱり人混みの多い所を通っていき、何とか場所は、分かったものの、だいぶ距離は離れてしまった…
You
You
ここ?なんなのこのビル?
そして、私が上を見上げた時屋上に唯奈の姿があった
You
You
唯奈!!屋上に居る!
私は、急いでエレベーターのボタンを押したが、すぐには来なくて、階段を駆け上がった。
ガチャ
You
You
唯奈!!
唯奈(ゆいな)
唯奈(ゆいな)
あなた…
唯奈(ゆいな)
唯奈(ゆいな)
私は、あなたの事大好きだよ
You
You
(えっ?唯奈何言ってんの?)
You
You
(死ぬ気!?)
You
You
ダメ!!
You
You
唯奈!待って!
You
You
私を置いてかないで!
唯奈(ゆいな)
唯奈(ゆいな)
ごめんね、あなた私は、もう無理なんだ…
唯奈(ゆいな)
唯奈(ゆいな)
こんな私の友達でいてくれてありがとう。
唯奈(ゆいな)
唯奈(ゆいな)
じゃあ、さよなら
唯奈(ゆいな)
唯奈(ゆいな)
あなたありがとう。大好きだよ!
見守ってるから…
You
You
ダメーーー!!
You
You
唯奈ーー!!!!
唯奈は、飛び降り自殺をした。

原因は、いじめ
You
You
なんでグスッ
You
You
分かってたのに、私のせいだ。
そして、唯奈の衣服のポケットに1つの紙切れが入っていた



私あてだった。
You
You
なに、これ
あなたへ

これを読んでるということはやっぱり私は、死んだんだね。
ごめんね、あなた。
私の、友達でいてくれてありがとう。

そして、1つ伝えたいことがあるんだ。
私が、自殺した理由それは「いじめ」なんだ。
あなたが私に、いじめられてない?って聞いてきた時、私は嘘をついてた。
なぜなら、口封じをされていたから。
言ったら、あなたを殺すってね。
だから、言わなかったの。
嘘ついててごめんね。

そして、あなたも気になってるかもしれないんだけど、いじめの主犯。
それは、女①。
女①は、私に色んなことをした。
水をかけてきたり、殴ってきたり、もちろん、脅された。
私は、そんな女①を憎んでいる。

だから、あなたにはこんなふうになって欲しくない。
私が、こうなってごめんね。
でも、友達だったあなただからこそ、
しっかり、理由も教えなきゃいけないなと思ったんだ。
こんな、嫌な話してごめんね。

あなた大好きだよ。
私は、いつまでも、あなたの事を見守ってるからね!
元気でいてね!


唯奈より


























You
You
グスッ、グスッ、唯奈…
You
You
ごめん、私気づいてたのに、助けてあげられなかった。グスッ
You
You
ほんとにごめん。
You
You
私のせいだ。
そして、私は、唯奈を助けてあげれなかった、悲しみと、怒りが込み上げてきて、
唯奈をいじめた、女①には、違う怒りと、
憎しみ、恨みが芽生えた。
You
You
女①許さない。
私は、その後家に帰り、部屋にこもって、
ご飯も食べずに、ずっと泣いていた。



気づいたら、寝ていて、もう朝になっていた。

でも、もちろん学校に行く元気もなく、
しばらく学校を休むことにした。
You
You
唯奈…
でも、その間も、唯奈の事を考えて、泣いては、考え、泣いては、考えの、繰り返しだった。


そして、そのうち私は、泣きすぎておかしくなったのか、女①の方の怒りが、爆発を迎えていた。


だから、私は、学校に行く決意をし、
女①に復讐する事を誓った。
You
You
女①絶対に許さない。


もはや、この時の私は、私じゃないように、
心が真っ黒に染っていた。


私が、前の場所に帰るまで残り1ヶ月、
復讐を開始する。
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作者のアカリ
作者のアカリ
すいません、とてつもなく字が多くなりました。
作者のアカリ
作者のアカリ
約、1800字です。
作者のアカリ
作者のアカリ
多くないのかな?
作者のアカリ
作者のアカリ
ちなみに、これは過去編です。
作者のアカリ
作者のアカリ
これからもよろしくお願いします!
みんな
みんな
お願いします!

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